Feel

9月11日〜9月17日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22〜7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

9月11日〜9月17日の空模様

蟹座の星模様

新しい鉱脈

今週15日、蟹座にとって「コミュニケーション・言語の部屋」であり、活発な対話を意味する場所で新月が起こります。

この新月は、サークル活動などで繋がりのある人たちと新しいことを始めるのに良いタイミングです。自分たちのしていることの価値を高めるための企画を練りましょう。

それは、仲間内で趣味で作っていたものを本格的な商品として販売していくようなことかもしれません。

もしくは、新しい鉱脈を見つけるように、全く新しい趣味(orアクティビティ)を始めて、交友関係や所属をガラッと変えることもあるかもしれません。

また、今週はコミュニケーションスキルを上げて周囲からの評価を高めるチャンスでもあります。自分の話し方の癖を客観的に分析してみましょう。理想的な自分に「なったつもり」で振る舞うと、本当にそのようになっていきそうです。

乙女座満月までの半年間は、今週滑り出した企画をある程度の形にしていくことが課題です。

アファメーションでは、「友人たちと良いアイデアを出せました」や「趣味の延長を仕事にできました」などと宣誓してみましょう。

火星天秤座と金星獅子座のハーモニーによって、金運がアップしそう。臨時収入が舞い込んできたり、身近な人から仕事を依頼されたりするかもしれません。

16日に水星が乙女座エリアで順行に戻ると、楽しくお喋りする時間が増えそうです。周囲を和ませる言葉を意識して使っていきましょう。

今週の全体の空模様

リブランディングの新月

「たつた一度何かを新しく見てください あなたの心に美がのりうつると あなたの眼は時間の裏空間の外をも見ます どんなに切なく辛い悲しい日にも この美はあなたの味方になります 仮りの身がしんじつの身になります 」
──高村光太郎「手紙に添へて」

今週は15日に乙女座エリアで新月が起きます。太陽と月が重なるこのタイミングは、表層的な意識と、普段は見えていない無意識の領域が重なり合って響き合うときでもあります。

新月には、改革刷新を司る天王星(逆行中)と成長拡大を司る木星(逆行中)がコンタクトしています。

今まで定着していたイメージが剥がれ、新しいものに替わっていきそうです。と同時に、社会的正義だと信じられていたものの価値が揺らぎ始めます。大きな茶番に巻き込まれていただけだと、多くの人が気がつくでしょう。

内的な動機であれ、外的な要因であれ、「このままではいけない」と突き動かされるように変化が始まるときです。

ここから乙女座満月までの半年間は、「リブランディング」を進めていくことになりそうです。行き詰まりや膠着状態から抜け出すための試行錯誤が始まります。真正面から解決策を探すこともあれば、あえて奇をてらってみることもあるでしょう。

金星獅子座と火星天秤座が調和的に繋がります。この配置は、活路を見出すヒントを与えてくれそうです。専門家の意見や海外の事例を参考にすると良さそうです。

また、新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。

そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

各星座ごとにテーマが変わりますが、「価値の付け直し・リブランディング」というテーマは共通します。宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の乙女座満月のときにその宣誓が叶っているというおまじないです。

9月4日〜9月10日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

小宮山雄飛

あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」

飲む / PR