獅子座の星模様
優しい王様
今週、火星(意欲・勇気)が運行するのは「コミュニケーション・言語の部屋」であり、活発な対話を意味する場所です。アクティブにそして貪欲になることで元気が出るでしょう。散歩を習慣にしたりワークショップに参加したりしてみましょう。
ただし、気軽に発した言葉で“大炎上”となることもあるかもしれません。勢いでつい過激な言葉を使わないように冷静でいること。
また、今週29日から来年の1月まで、牡牛座エリアで天王星(改革)が逆行します。その影響がポジティブに出るならば、マンネリ化していた仕事に大きな変化が訪れ、刺激的で楽しい案件に関われるかもしれません。
ネガティブに出る場合は、進めていた企画が急に取りやめになって途方に暮れてしまいそうです。いずれにせよ、変化を恐れずに、どんどん自分を更新して進むことが大切です。
魚座エリアでの新月と満月は、「共有財産・親密な関係の部屋」「絆を深めるギフト」を意味する場所で起こります。今週までの半年間、自分の明るさが発する熱で相手を焼き焦がさないように気をつけられていたでしょうか。また、繊細な人を思いやる姿勢を持てていたでしょうか。
他の人がみな自分と同じように考え、正しさを貫く強さを持っているわけではありません。それに気づけていれば、人との関係が柔らかく優しいものになり、信頼してもらえることも増えるでしょう。そうなって初めて、安心できる空間を生み出す喜びも味わえそうです。
今週の全体の空模様
オアシスはもうすぐ
今週、火星は天秤座エリアを運行します。この火星には、正義の女神テミスの手にする剣のようなイメージがあります。剣と天秤を持つテミスの姿は、公正な裁判を象徴します。
その正義の剣に力が宿るタイミング。時代によって変化する「善悪」について、多くの人が語り合うことになりそうです。
牡牛座エリアを運行する天王星(改革)は、週の頭からスピードを落としたステーション(留)の状態。29日に逆行を開始します。様々な問題が表面化し、既存の価値観を疑うような出来事が起きるかもしれません。
31日は魚座エリアで満月が起こります。満月は、新月で蒔いた種の実りを収穫するとき。今週は、2月20日の魚座新月からフォーカスしてきたことが「満ちる」ようなタイミングです。
魚座新月で定められたテーマは、「心理的に安全な場所を見つけていく」ことでした。そこから半年をかけて、誰かと一緒に安全基地をつくっていくという課題が生まれ、近くにいる人と互いを知るための対話やぶつかり合いを経験したかもしれません。
今週の満月は“家族・家庭”を意味する場所で起き、逆行中の土星(責任・社会性)と重なっています。安心できるオアシスの必要性を強く感じるでしょう。
今いる場所を自分の手で作り変える人もいれば、仲間たちと寄り合える場所をすでに完成させている人もいるかもしれません。
窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓