山羊座の星模様
煮詰めない優しさ
今週、火星（意欲・勇気）が運行するのは天の高い位置であり、社会貢献やキャリアを意味する場所です。火星がこの場所から移動する10月11日までは、仕事が非常に忙しくなり、エンジン全開モードになりそうです。アグレッシブに戦えるタイミング。
ただ、自分では厳しいことを言っているつもりがなくても、相手は打ちのめされている、ということもありそうなので注意しましょう。
また、今週29日から来年の1月まで、牡牛座エリアで天王星（改革）が逆行します。その影響がポジティブに出るならば、思い切ってやりたかったアクティビティに挑戦できるでしょう。山登りやフェスに出かけることにもなりそうです。
ネガティブに出る場合は、遊びに行った先でショックなことがあるかもしません。いずれにせよ、外側からの刺激を、いかに自分の成長につなげていけるかが課題です。
魚座エリアでの新月と満月は、「コミュニケーション・言語の部屋」であり、兄弟姉妹など身近な交流を表す場所で起こります。この半年間の課題としてあったのは、親しい人と互いの思いをきちんと確認し合ってより良い関係性を育むことでした。
満月のタイミングでは、人と人との関係では「べき論」よりもそれぞれの心地よさが大切かもしれない、と思い至るでしょう。安全基地をつくるには、開かれた対話やおおらかさが肝要です。
今週の全体の空模様
オアシスはもうすぐ
今週、火星は天秤座エリアを運行します。この火星には、正義の女神テミスの手にする剣のようなイメージがあります。剣と天秤を持つテミスの姿は、公正な裁判を象徴します。
その正義の剣に力が宿るタイミング。時代によって変化する「善悪」について、多くの人が語り合うことになりそうです。
牡牛座エリアを運行する天王星（改革）は、週の頭からスピードを落としたステーション（留）の状態。29日に逆行を開始します。様々な問題が表面化し、既存の価値観を疑うような出来事が起きるかもしれません。
31日は魚座エリアで満月が起こります。満月は、新月で蒔いた種の実りを収穫するとき。今週は、2月20日の魚座新月からフォーカスしてきたことが「満ちる」ようなタイミングです。
魚座新月で定められたテーマは、「心理的に安全な場所を見つけていく」ことでした。そこから半年をかけて、誰かと一緒に安全基地をつくっていくという課題が生まれ、近くにいる人と互いを知るための対話やぶつかり合いを経験したかもしれません。
今週の満月は“家族・家庭”を意味する場所で起き、逆行中の土星（責任・社会性）と重なっています。安心できるオアシスの必要性を強く感じるでしょう。
今いる場所を自分の手で作り変える人もいれば、仲間たちと寄り合える場所をすでに完成させている人もいるかもしれません。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1：小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」
