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8月21日〜8月27日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22〜7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

8月21日〜8月27日の空模様

蟹座の星模様

知識をプラス

蟹座にとって「コミュニケーション・言語の部屋」であり、活発な対話を示唆する場所に、23日から太陽が運行し始めます。この期間(~9月22日)は、身近な人との気楽なお喋りが元気の源になりそうです。健康に関する話題で良い情報交換もできそうです。近場を散歩するのもおすすめ。

また、ワークショップなどに参加すると、新しく友人をつくれそうです。

太陽と逆行中の土星(継続性)が向かい合い、緊張のまなざしで見つめ合っています。この配置のもとで始めた趣味や習い事は長く続けられるでしょう。深く「ハマる」こともあり得ます。今週から、教養を身につけることを意識して新しい場所に出かけてみましょう。

この配置が続く期間(~8月31日ごろ)は、自分の未来に役立つ勉強にも集中できそうです。望めば、知識を得るための助っ人も現れるでしょう。

今週は水星(知性)がステーションとなり、その後逆行していきます。水星は牡牛座エリアを運行する天王星(改革)と調和的に繋がります。久しぶりに会った人から刺激を受け、いろいろなことにチャレンジしたくなりそうです。

火星(意欲)と逆行中の海王星(夢と霊感)と冥王星(運命)がそれぞれ調和的に繋がります。

なんとはなしに口に出した言葉をきっかけに、思ってもみなかった場所に導かれるかもしれません。やりたいことや行きたいところがあれば、誰かに話してみましょう。

今週の全体の空模様

直視する勇気

「勢力や権力が人々に作用しているから、幻影が続いているにすぎない。彼らは特別な存在でも、人間でもない。そのことに薄々と気づき始める勢力者や権力者もいる。本当に知性のある人は、とっくに権力者が何ものでもないことを知っている。しかし、多くの人々は、依然と幻影を見たままでいる。」──フリードリヒ・ニーチェ『さまざまな意見と箴言』より/『超訳ニーチェの言葉』白取春彦訳


23日に太陽が乙女座エリアに入ります。太陽の「(物事に)光を当てる」力と、乙女座のエッセンスである「目で見えるものを信じる」「混沌を整え形を明らかにする」力が合わさります。そこから、社会正義を追求する流れが強まっていきます。

現実がクリアに見え始め、気が付いていなかった世の中の不条理や不正義が浮かび上がってくるでしょう。

さらに、乙女座エリアには乙女座支配星の水星(知性)がいるため、分析や論理立てのパワーが増します。加えて火星(闘志)も乙女座に来ており、太陽のボディガード的働きをするので、社会正義を徹底しようとする力が働くでしょう。

社会の乱れへの取り締まりが厳しくなり、公共の利益のためのルール普及も進められそうです。

今週後半に進むと、太陽と、魚座にいる土星(社会性・試練)は緊張状態でコンタクトをとりはじめます。すると、観察・分析といった乙女座的エッセンスと、魚座の「物事を曖昧にし、溶かす力」がぶつかります。

混沌とした情報の海の中で、信頼に値するものを厳しく見定めていく目が増えるようなイメージです。

24日には、伝達を司る水星が逆行を始めます。その数日前から、水星は天球上で止まって見える「留(ステーション)」という状態になっています。

「留」は逆行よりも地上への影響力が強いと言われており、24日の少し前から、連絡の行き違いやメールの誤送信などのミスコミュニケーションが起こるかもしれません。思わぬ情報漏洩にも注意を。

8月14日〜8月20日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

窓際で作業をする蓮沼執太

窓辺で創作すれば音楽も外に開いていく。音楽家・蓮沼執太が語る窓

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