双子座の星模様
初心を思い出して
今週の星の配置には、機械の修理職人のようなイメージがあります。家族や仲間内でトラブルが起きたときに、全体を俯瞰しながら歯車が全てうまく噛み合うようにしていく役回りです。
解決方法を真剣に考え、丁寧に関わることで、新しい自分の役割を自覚するかもしれません。マンネリを打破し、違う視点からものを考え、今までとは違った手法にもチャレンジすると良さそうです。
また、春以降、だんだんと周囲からのまなざしが変わり、いつの間にか「責任者」の札を貼られているのではないでしょうか。教える立場や、守り支える側になることもあるでしょう。
いずれにせよ、大人としての振る舞いを迫られることが多くなっているかもしれません。今週、そのような「責任者」的なポジションが固まるような出来事が起こりそうです。
土星(責任)と水星(コミュニケーション)がもたらすプレッシャーに潰されないように、獅子座エリアを巡る太陽が、エールを送ってくれています。
日の光に導かれ、爽やかな風の吹く丘の上に登って、街を見下ろしてリラックスし、自分の原動力を思い出してみることです。それは、真っ新な目で世界を見る好奇心であり、知らなかったことを知っていく楽しさでしょう。
積極的に楽しく学ぶこと自体が、双子座を元気にしてくれるはずです。友人との気軽な散歩もリフレッシュに良いでしょう。
今週の全体の空模様
生きる光
「自分を変えるただひとつの正しい方法は/自分がそうありたいと思う存在とできるだけ接し/その存在のヴァイブレーション/その存在のリズムの中に/自分をひたし、自分を溶解し、/自分自身の存在のリズム、/自分自身のヴァイブレーションとしていくことだ」
──「自分を変える」ということについて。(「人間関係論」批判)より 真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く』
人生を照らす“光”と“熱”としての太陽を感じる季節が、この太陽獅子座期です。
太陽獅子座期は、誰しもが「すでに自分は唯一無二の存在で“特別”なのだ」と感じ、安定した自尊心を育んでいけるタイミング。
ただし、“特別”とは、超絶モテたり億万長者になったり、目からビームが出せるという突出した能力があったりすることではありません。そういった事柄に“特別”の基準を置くと、自分の特別さがわからなくなります。
ここでの“特別”とは、「自ら考え、意識し、主体となって生きていくパワーを持っている」ということなのです。太陽は自ら燃え、輝く星です。あなたが、あなた自身の光を放てることに気がつけば、道は自然と照らされていくのです。
今週は「王様(権力者)」が追い詰められるような場面が展開されています。
太陽獅子座に、牡牛座エリアを運行中の木星と天王星が激しくコンタクトしています。この牡牛座勢力には、乙女座エリアの火星(戦士)と水星(策士)が味方をしています。そのため、今まで揺らがなかった“権力”が揺らぐかもしれません。
たとえば、悪徳社長がごまかそうとした罪を、被害を受けた人々が告発するかもしれません。市民運動が活発になり、政策に影響することも考えられます。公共性のある資金や予算について物申す人が増えそうです。
個人レベルでは、「人生の豊かさとは何か」という問いが浮上してきそうです。
また、経済の駆動力となっている人間の欲望が、水不足や食料問題などとぶつかり合います。新しい時代に向けて、サステナブルな形で満足できるように欲の方向性も変わっていきそうです。
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