水瓶座の星模様
立ち止まって答えを
今週は、星々からたくさんの質問が降り注ぐ週です。
「今いる場所は安心して成長できる場所ですか?」
「目の前にいる人は人生において重要ですか?」
「次の世代に自分は何を残したいですか?」
いずれも生きていく上でとても大切な問いです。人生航路の見直しをすることで、乗っている船に安定感が出ますよ、と土星が語りかけています。
1つ目の質問は、牡牛座エリアを運行する木星と天王星が問いかけています。今、安心して過ごせる場所にいるならば、今週はそこでどんどん成長して豊かな実りを手にできるタイミングです。
もし、居場所が不安定だったり、不満を感じていたりするのなら、荒れた畑を手放すように、そこから離れて新天地を求めるのも良いでしょう。
2つ目の質問は、獅子座エリアを運行する太陽が投げかけてきています。身近な人と意見がぶつかりやすいかもしれません。相手が自分にとって重要な人なら、まっすぐ本音で向き合って、互いの価値観を擦り合わせていきましょう。
3つ目の質問は、乙女座エリアを運行する火星と水星からです。次世代に引き継ぐものについての議論が身の回りで活発になるかもしれません。
自分が今まで授かってきたものの価値を確認してみましょう。その上で、適切だと思う承継の仕方を模索することになりそうです。
今週の全体の空模様
生きる光
「自分を変えるただひとつの正しい方法は/自分がそうありたいと思う存在とできるだけ接し/その存在のヴァイブレーション/その存在のリズムの中に/自分をひたし、自分を溶解し、/自分自身の存在のリズム、/自分自身のヴァイブレーションとしていくことだ」
──「自分を変える」ということについて。(「人間関係論」批判)より 真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く』
人生を照らす“光”と“熱”としての太陽を感じる季節が、この太陽獅子座期です。
太陽獅子座期は、誰しもが「すでに自分は唯一無二の存在で“特別”なのだ」と感じ、安定した自尊心を育んでいけるタイミング。
ただし、“特別”とは、超絶モテたり億万長者になったり、目からビームが出せるという突出した能力があったりすることではありません。そういった事柄に“特別”の基準を置くと、自分の特別さがわからなくなります。
ここでの“特別”とは、「自ら考え、意識し、主体となって生きていくパワーを持っている」ということなのです。太陽は自ら燃え、輝く星です。あなたが、あなた自身の光を放てることに気がつけば、道は自然と照らされていくのです。
今週は「王様(権力者)」が追い詰められるような場面が展開されています。
太陽獅子座に、牡牛座エリアを運行中の木星と天王星が激しくコンタクトしています。この牡牛座勢力には、乙女座エリアの火星(戦士)と水星(策士)が味方をしています。そのため、今まで揺らがなかった“権力”が揺らぐかもしれません。
たとえば、悪徳社長がごまかそうとした罪を、被害を受けた人々が告発するかもしれません。市民運動が活発になり、政策に影響することも考えられます。公共性のある資金や予算について物申す人が増えそうです。
個人レベルでは、「人生の豊かさとは何か」という問いが浮上してきそうです。
また、経済の駆動力となっている人間の欲望が、水不足や食料問題などとぶつかり合います。新しい時代に向けて、サステナブルな形で満足できるように欲の方向性も変わっていきそうです。
知覚を揺さぶる表現活動で一歩前へ。玉山拓郎が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉