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7月17日〜7月23日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡牛座(4/20~5/20生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

牡牛座の星模様

バージョンアップ!

今週の蟹座新月には、冥王星山羊座、海王星魚座、天王星牡牛座の3天体がコンタクトしています。この新月では、コミュニケーションでの「自分の出し方の変革」をイメージすると良さそうです。

特に、「もっと自分を分かってほしい」という気持ちを持っている人は、この新月でぜひアファメーションを。今までとは違う歩み寄り方を試してみる、相手との対話法を自然とバージョンアップさせる、といったことを宣言してみましょう。自分の中のこだわりを軽やかに捨てていけそうです。

23日に獅子座エリアに太陽が入ると、「居場所」「仲間」「地元」というキーワードが目立ってきます。不思議な縁を感じる土地を訪れることになりそうです。そこで心身を休めて充電したり、もしくは、家族やチームメンバーと熱いやり取りを交わしたりするかもしれません。

一方、無駄にプライドが高まるとき。意地を張り続けると結局損をしてしまいます。素直に、自分のプラスになる選択をしましょう。

金星が獅子座エリアで逆行を始めると、昔好きだったものに巡り合うかもしれません。幼い頃の気持ちを思い出して和むタイミング。

先週に引き続き、火星乙女座と土星魚座は、緊張した眼差しを交わし合っています。積極的に自己アピールをすることで、過去に開かなかった扉が開くようなことがありそうです。

もしくは、目上の人から「再試験」を受けさせられるかもしれません。解くことが不可能に思える難問にも果敢にチャレンジすると、未来に進むための「鍵」を入手できるでしょう。

今週の全体の空模様

支え合う、新しさと古さ

「一人でも一頭でも一匹でも、幸せになれる奴からなればいい。だれのことも待たず、てんでんばらばらに、勝手に輝きはじめてしまえ。おれはその光が見たい。光でいっぱいの人の世が見たい。」
──雪舟えま『幸せになりやがれ』

暗い地底の国に迷い込んだ人の感覚は、同じ経験を持たない人にはなかなか理解が難しいものです。いくら言葉を尽くしても埋められない溝が横たわっています。

しかし、今週18日の蟹座エリアの新月では、そういった「苦境からの帰還者」たちの思いがじわじわと共有されていきます。それは、果実が“機”を悟って熟れてはぜるように、自然な展開として起こります。それによって、世界のあちこちで価値観の転換が見られそうです。

生き残るために、今まで盲従してきた社会のルールや常識から脱却するきっかけを掴んでいくこと。

個々が自分の意志を持ち、「私は集団の中にあっても私という個人である」という意識をしっかりと育むことが必要になるかもしれません。そうやって新しい生き方を創っていくために、まずは古いものをきちんと大地に還していく。今週はそんなイメージです。

新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の蟹座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。各星座ごとにテーマは変わりますが、「誰と繋がり、どこに行きたいのか」という問いに答えることは共通しています。

23日には太陽が獅子座エリアに入ります。ここは太陽にとってのホームグラウンドなので、太陽が世の中を照らす光が強まります。創造性や主体性が高まっていくでしょう。「それぞれの誇り」がキーワードになります。

同日、愛と喜びを司る金星も獅子座エリアで逆行し始めます。今まで注がれていた「恵み」に気がつき感謝できるかもしれません。

金星は愛と欲望を司るので、今週は、恋愛にまつわるスキャンダルで騒がしくなる可能性も。

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窓際で作業をする蓮沼執太

窓辺で創作すれば音楽も外に開いていく。音楽家・蓮沼執太が語る窓

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