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7月10日〜7月16日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の天秤座(9/23〜10/23生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

天秤座の星模様

トラブルシューティング

10日、水星が海王星、冥王星とコンタクトする影響で、仕事の再確認に良いタイミングとなりそうです。見落としがないか、誤りはないか、隅々までチェックすること。また、後回しにしていた案件を片付けるのも良いでしょう。

週後半、レグルスと重なった火星乙女座と土星魚座がオポジション(真正面で向かい合う位置関係)になり、互いに探り合うような眼差しを投げかけています。

ちょっとしたことに神経を逆なでされてしまいそう。小さなことも気になってしまい、人の仕事にもつい手を出してしまいたくなりそうです。問題を解決するために素早く動くことは確かにできる週ですが、あまり強引になりすぎないようにしましょう。

水星獅子座と木星牡牛座が殴り合う影響によって、近い未来の予定を立てるための調整役になりそうです。たとえば、夏のレジャーについて、自然豊かなところで過ごしたい人と都会で遊びたい人とに分かれてしまうことがあります。

そこで、そもそもなぜこの計画を立てるのか?という根本的な部分を思い出して、落とし所を探す役割が与えられます。頑固な人を納得させなければいけないので、骨が折れそうです。

また、愛と喜びを司る金星が、天秤座にとって「幸運の部屋」に長期滞在中です(10月9日まで)。対人運がアップしているので、積極的に人と交流しましょう。

今週の全体の空模様

世界をまな板にのせて

先週に引き続き、「風(大気)のエレメント」が不在の週です(ただし、月の運行は除く)。

コミュニケーションにおいて「仲介役」となる風が吹かないので、対話したくてもうまくいかない、連絡がなかなか来ない、といったことが起きそうです。不安や焦燥感が募るタイミングです(8月27日まで続きます)。

また、土星、海王星、冥王星が逆行中のため、社会全体で「過去の振り返り」や「取りこぼしを拾う」ようなことがテーマとなってきそうです。

10日、水星が蟹座エリアを運行します。水星は海王星と調和的なコンタクトを取る一方、冥王星(破壊と再生)とは、オポジションと呼ばれる繋がり方をします。オポジション(真正面で向かい合う位置関係)となった天体同士は、互いに批判的な眼差しを投げかけています。

水星とこの2天体との繋がりは、過去を懐かしむ「旧世界の群れ」と、現代の問題を見つめる「新世界の群れ」との決定的な分断を引き起こすかもしれません。違う価値観を持つ相手の説得を諦め、思い切った方向転換をすることになりそう。分かり合えない相手との決別を覚悟するタイミングです。

10日はまた、「意欲や勇気」「戦い方」を司る火星が乙女座エリアに入ります。火星乙女座のもとでは、社会で拡散される情報のファクトチェックなどがなされます。

乙女座エリアに入ってすぐの場所には、恒星の中でも高貴でパワフルとされる“ロイヤル・スター”レグルスがいます。この星は、今週の火星に、権力や栄誉をプラスします。

週後半、レグルスと重なった火星乙女座は、土星魚座とオポジションとなります。社会的な立場のある人の過去の罪が暴かれるかもしれません。嫌なことに対して、はっきりNOと言えるようになる週でもあります。社会の患部を切除していけるでしょう。

11日には「知性・言語感覚」を司る水星が獅子座エリアに入ります。

公開討論やデモといった、表に立って行われる自己主張にスポットライトが当たりやすくなります。そこから、人々を感動させる名演説も生まれてくるかもしれません。さらに週後半には木星(拡張・成長)が水星獅子座に激しくぶつかるため、どんどん議論の輪が広がるでしょう。

7月3日〜7月9日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

サテライトオフィスで椅子に座る吉泉聡

窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓

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