牡羊座の星模様
ともだちになろうよ
先週に引き続き、太陽が双子座エリアを運行しています。さらにコミュニケーションや言語感覚を司る水星がホームグラウンドである双子座を運行していることにより、「誰かと話をしたい」という気持ちになりそうです。
自分の考えていることが、他の人にどのように評価されるのか、試したくなるのかもしれません。思考や感覚を言語化することを楽しめそうです。
この“おしゃべりな水星”は、獅子座エリアを運行する金星(愛と喜び)と仲良く繋がります。
積極的に人とコミュニケーションを取ると、会話が弾んで楽しいことや嬉しいことが増えていきそうです。ただ、一点注意するとしたら、「相手に夢を見過ぎないこと」かもしれません。過剰な期待や理想を抱かないように少しだけ冷静になりましょう。
18日の双子座新月アファメーションは、「コミュニケーション」や「新しい友達をつくること」をテーマにしてみましょう。他者と調和的に関わり、良い関係を育むことを天に宣誓すること。
また、新月は他者と新しい関わりを持つのにも向いています。気になる人には積極的に声をかけていきましょう。
さらに、木星(成長拡大)には土星(制御・社会性)が調和的に繋がっています。それによって、自分の得意分野を人のために上手に活かせそうです。周囲から感謝されるでしょう。
今週の全体の空模様
はじめまして、で始まる物語
「コミュニケーションの問題とはつまるところ、双方の意識やイマジネーションの問題である。その双方の意識がズレたまま固定化することが、問題を生むのである。その解決のためには個々人の意識の問題よりも、「場」の問題として捉えた方がうまくいく場合がある。」
──ハナムラチカヒロ『まなざしのデザイン〈世界の見方〉を変える方法』
「やあ、あなたはどんな人?」と好奇心に満ちた目で握手を求める少年。双子座のエッセンスは、こんなイメージです。他者を初めて知っていく、その嬉しさと怖さが混ざりあって、その手にのっています。
そんな双子座エリアを運行する太陽は、今週15日頃から、魚座エリアを運行する海王星とコンタクトを取るようになります。
「初めて出会うこと」「新しく知っていく」という双子座のエッセンスと、「愛と信頼」の魚座のエッセンスが反発しながらも混じり合っていきます。期待と不安、そこに直感的なスパークも入り混じりながら、「ともだち」になれるのか手探りしていくようです。
誰かと出会う、対話が始まるということは、新しい冒険物語の始まりでもあります。
魚座にいる海王星はスピリチュアルな力を持っているので、まるで魂が引き合うような縁に恵まれるかもしれません。
しかし対話のためには、それぞれが同じ言葉に含める意味やイメージのズレを確認していかなければいけません。人と知り合っていく過程はまた、自分の新しい側面を知ることでもあります。
自分は相手の何を見てどこを信じているのか。自分は相手に何を知ってほしいのか、どう認識されたいのか。対話が生成される中で無意識に出る言動からも、自分という存在があらわになってくるでしょう。
先週末の夜に水星(知性・コミュニケーション)は、自身のホームグラウンドである双子座エリアを運行し始めます。14日から水星は、土星(試練・責任)と金星(愛と喜び)とそれぞれコンタクトを取ります。
「対話」や「コミュニケーション」の場面において、緊張感や真剣さがありつつも、喜びや幸運も一緒にやってくるタイミング。
週末の18日には双子座エリアで新月が起こります。
新月は「スタート」「仕切り直し」にすると良いとされており、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「新天地を探しに行こう」というのは共通します。
宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の双子座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
また、試練と責任の天体である土星が16日頃から「留(ステーション)」という状態になり、18日からは逆行を始めます。そのため、「大切なことを確認しに戻る」ようなことが起きそうです。
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