水瓶座の星模様
落とし物を拾いに
今週は、双子座エリアを運行する太陽の力を「調停人」として使えそうです。疎遠になってしまっていた人とのわだかまりを解消するチャンスがあるかもしれません。
冥王星が水瓶座(自分)エリアを逆行しているので、過去に置き忘れた大切なものを拾いにいけそうです。それは、うっかり落としてしまった自分の魂の一部を回収しにいくことでもあります。
ただ、この冥王星の真正面では、獅子座エリアを運行する火星が緊張状態でじっとこちらを(水瓶座を)見つめています。触れ方を間違えば壊れてしまうかもしれないという恐れにより、互いにフリーズしたまま見つめ合っているようです。
この緊張状態を和ませ、「仲直りしたらいいんじゃない?」と爽やかに笑いかけるのが双子座エリアの太陽です。
もし、もう一度回復したい人間関係があるならば、双子座の人や、双子座的に爽やかで軽やかなコミュニケーションのできる人を頼ってみましょう(双子座的アイテムの雑誌や書籍を使ってもいいでしょう。伝えたいメッセージが含まれている記事を渡すのもいいかもしれません)。
太陽と土星がコンタクトする影響で、「信頼と遊び心(創造性)」が経済的豊かさをもたらしてくれそうです。遊戯性をもって、斬新なアイデアを実行し、そこにあるものをどんどん変身させてしまうようなパワーが湧いてきそうです。
ただし、調子に乗って、社会的常識から外れたり品格を欠いたりしないように。信頼を失うと、一気にマイナス方向に発展してしまいます。
また、先週に引き続き、成長拡大を司る木星の影響で、自宅や地元の豊かさをたっぷり味わえます。家で五感を喜ばせるのにも向いています。
地に足を着けて生活することが大切です。身近な実りに感謝し、じっくり畑を耕すように丁寧に暮らす意識を持ちましょう(~2024年5/25)。
今週の全体の空模様
内在する資源(宝)を発見すること
「『明晰』とはひとつの盲信である。それは自分の現在もっている特定の説明体系(近代合理主義、等々)の普遍性への盲信である。」
──真木悠介『気流の鳴る音』
今週は、天体たちがあちこちで緊張感のある関係を結ぶため、張り詰めた空気が広がります。その中から、新しい眼差しで真実を見つけようと冒険者が立ち上がるような週です。
先週に引き続き、双子座エリアを運行する太陽と獅子座エリアを運行する火星(意欲・闘争心)、水瓶座エリアを逆行する冥王星(破壊と再生)とが調和的に繋がっています。
時代(社会)の変化を振り返り、、そこにある理不尽に怒りを覚えるかもしれません。そこから、怒りを情熱に変換し、さらに知性も伴いながら、歴史を考察していくことになりそうです。実際に世の中に訴えていくアクションにもつなげていくかもしれません。
物事を明らかにしたい、解決したい、というエネルギーが溢れてくるようです。
また、牡牛座エリアを運行する木星が、火星と冥王星から強い刺激を受けています。(Tスクエア)「豊かさ」はどこにあるのか、と地面を探り、採掘するようなイメージがあります。
豊かさを「資源」と言い換えても良いかもしれません。国が豊かになるためには、様々な「資源」の有効活用が大事です。
天然資源や観光資源、人的資源を見直し、最大限に活用するにはどうすれば良いのかを多くの人が考えることで、豊かさへの道が開けそうです。教育分野で新しい切り口のプログラムが導入されるようなこともあるかもしれません。
ただ、この配置はネガティブな影響をもたらすこともあります。たとえば、戦いの星である火星を「軍備」と読み、そこに冥王星の持つ「極端性」がつながると読むこともできます。
その二者のパワーに木星=「富」が痛めつけられている、という解釈も可能なのです。軍事費拡大のための重税によって国民の成長や富が奪われるとも考えられなくはありません。
太陽に、魚座エリアを運行する土星(試練・制約)が厳しい角度でぶつかります。好奇心と探究心に溢れた冒険者(太陽)は宝の地図を信じて旅を急ぎ、その軽率さを年嵩の導師(土星)がたしなめているような場面です。
「簡単に理解できたときほど、注意しなさい」と導師は言います。一度「わかった」と思うと、疑うことの放棄につながりやすいものです。
真実の宝を見つけるためには、もう少しじっくりと地図を読み込み、書かれていない言葉を理解する必要があるのです。目に見えないものがあることを知るのが課題です。
牡牛座エリアを運行する水星は順行に戻り速度を回復しています。足止めになっていた案件や、保留になっていたものがスムーズに動き出し、片づいていきそうです。
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