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5月15日〜5月21日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡牛座(4/20~5/20生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

牡牛座の星模様

12年に一度の幸運期の到来

木星(成長拡大)が牡牛座エリアに移動する影響で、全体運がUPします。

太陽星座が牡牛座の人の存在感が増す時期です。世の中全体にも、牡牛座らしいゆったりと快適性を追い求めるムードが広がります。のびのびと過ごせる時期でしょう。

今週からの1年間は、自己肯定感が上がり、周囲からも高評価を得やすい期間となります(2023年5月17日~24年5月25日)。

木星は、成長しようとする人を導く「教師」に似た面を持っています。幸運の星とも呼ばれますが、耕耘の意味を持つ牡牛座にあるときには、じっくりと土を耕していくような地道な働きをします。今週からは、焦らずに畑を拓き、苗を植えていく期間にしていきましょう。現実的な考え方も大切にしながら、やりたいことを明確にして行動に移すことが大切です。

ただし、今週は木星と破壊と再生を司る冥王星と殴り合う配置になるので、思いがけないアクシデントの気配もあります。トラブルから幸運に繋がったり、予想外の展開になることも。

牡牛座新月では「自分の中の余計なこだわり」がクリアに見えてきます。

こだわって残すものと、残さなくていいものを区別すること。自己分析をして、いらない執着を捨てて、本質的な部分だけで自分自身を再構築するチャンス。

そうすると、本当の意味で「自分のためになる」交際が浮き彫りになりそう。

新月のアファメーションは「こだわって残すものを厳選し、要らないものを手放すことで豊かになります」と宣言を。空いたスペースに良い運気が入ってくるというイメージを持ちましょう。

太陽双子座と火星獅子座、冥王星水瓶座が調和的に繋がると、仕事において劇的な変化が起こってお金の流れが変わりそうです。もし、冒険心が必要なオファーがきたら、ぜひともチャレンジを。

今週の全体の空模様

不穏さを打ち破る光

「光あれ 一頁目は朝焼ける砂漠へ檸檬を絞るごとくに 」
──千種創一

今週は17日、成長拡大を司る木星が牡牛座に移動し、約1年間の「木星牡牛座期間」が始まります。

また、牡牛座には木星の他にも太陽と水星、天王星も運行しているので、牡牛座エッセンスが色濃く表れる週となりそうです。「五感を喜ばすもの」が目立ち、物質的な豊かさが膨らんでいきそうです。牡牛座的エッセンスに通じる、ゆったりさや豊潤さも表れてくるでしょう。

ただし今週は、木星に、水瓶座エリアを逆行中の冥王星(破壊と再生)が激しくぶつかり合う角度をとっています。

そのため、牡牛座的なテーマ、特に身近な経済にまつわるものが、ショッキングな形で大きく膨らむかもしれません。たとえば、増税や食料品価格のさらなる高騰などが考えられます。

20日には牡牛座エリアで新月が起こります。この新月は恒星アルゴルを伴い、深刻なムードを纏っています(※恒星アルゴルはメデューサの首とみなされ、凶星の意味を持っています)。新旧の狭間で不要なものと必要なものの見極めをする場面。

いらないものを切り捨てることで状況を改善できそう。今まで無条件に良いと思っていたものへの色眼鏡を外すこともできそうです。ただ、元々持っていたもので有用そうなものはキープを。古いものと新しいもの両方のいいところを掴んでいくイメージです。

また、新月は物事をスタートする良いタイミングです。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の牡牛座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。各星座ごとにテーマが変わりますが、「真剣な選択の時間」ということは共通します。

21日には太陽が双子座エリアに移動します。双子座のキーワードは「好奇心(知的探求心)・コミュニケーション(交渉)・言語感覚」など。爽やかな風のように、他者と軽やかに対話していくムードが高まりそうです。

さらに同日太陽は、獅子座エリアに移動したばかりの火星と、水瓶座エリアを運行する冥王星と調和的に繋がります。溢れる生命力が言葉の形をとって世界に飛び出し、鮮烈な光となって跡を残していくような星の配置です。

衝動的で純粋な「人生への賛歌」が、腐ってしまった古い世界を一刀両断していくイメージです。

5月8日〜5月14日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

花井祐介ラグ

〈ペンドルトン〉のブランケットを再び手掛ける花井祐介と、ウーレンミルズを訪問

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