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5月15日〜5月21日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21〜6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

双子座の星模様

精神修養

木星(成長拡大)が牡牛座エリアに移動する影響で、心の奥底にあるものが大きく膨らみ、隠れていた野心を見ることになるかもしれません。自分の欲望に対して理解を深めることで、それを現実化させるための下準備ができそう。

ただし、木星は、そこにあるものを見境なく大きく膨らませる作用を持つので、心の奥底にネガティブなものを溜めてしまっている場合は、それが肥大して苦しみを味わうかも。

そうならないように、内なるモヤモヤに気づいたら、しっかり内観をして心の掃除をしましょう(2023年5月17日~24年5月25日)。

牡牛座新月では、「引き算の美学」「興味の範囲を絞る」を意識しましょう。あれこれと増やしていた趣味の数を減らして、専門(得意技・深めたいもの)を決めること。

また、注意箇所が増えすぎて気が散りやすくなっているので、この新月を、雑念を払って集中する機会にしましょう。脳内の雑草の刈り取りを。

新月のアファメーションは、「集中力を養う」「よそ見しない」をテーマに。誓ったことを守れるように心を整えましょう。誰に見られていなくても、天使の監視の目をイメージすると吉。

太陽が双子座エリアに入ると、主役の1カ月の始まりです。双子座のエッセンスである知的探求心を原動力とし、パワフルに活動できるターム。運気もUPしていきます。

火星獅子座、冥王星水瓶座の調和的な繫がりが双子座のいく道を照らし、不思議な縁を呼び込みます。発した言葉が大きな影響力を持ちやすいタイミングでもあります。

今週の全体の空模様

不穏さを打ち破る光

「光あれ 一頁目は朝焼ける砂漠へ檸檬を絞るごとくに 」
──千種創一

今週は17日、成長拡大を司る木星が牡牛座に移動し、約1年間の「木星牡牛座期間」が始まります。

また、牡牛座には木星の他にも太陽と水星、天王星も運行しているので、牡牛座エッセンスが色濃く表れる週となりそうです。「五感を喜ばすもの」が目立ち、物質的な豊かさが膨らんでいきそうです。牡牛座的エッセンスに通じる、ゆったりさや豊潤さも表れてくるでしょう。

ただし今週は、木星に、水瓶座エリアを逆行中の冥王星(破壊と再生)が激しくぶつかり合う角度をとっています。

そのため、牡牛座的なテーマ、特に身近な経済にまつわるものが、ショッキングな形で大きく膨らむかもしれません。たとえば、増税や食料品価格のさらなる高騰などが考えられます。

20日には牡牛座エリアで新月が起こります。この新月は恒星アルゴルを伴い、深刻なムードを纏っています(※恒星アルゴルはメデューサの首とみなされ、凶星の意味を持っています)。新旧の狭間で不要なものと必要なものの見極めをする場面。

いらないものを切り捨てることで状況を改善できそう。今まで無条件に良いと思っていたものへの色眼鏡を外すこともできそうです。ただ、元々持っていたもので有用そうなものはキープを。古いものと新しいもの両方のいいところを掴んでいくイメージです。

また、新月は物事をスタートする良いタイミングです。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の牡牛座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。各星座ごとにテーマが変わりますが、「真剣な選択の時間」ということは共通します。

21日には太陽が双子座エリアに移動します。双子座のキーワードは「好奇心(知的探求心)・コミュニケーション(交渉)・言語感覚」など。爽やかな風のように、他者と軽やかに対話していくムードが高まりそうです。

さらに同日太陽は、獅子座エリアに移動したばかりの火星と、水瓶座エリアを運行する冥王星と調和的に繋がります。溢れる生命力が言葉の形をとって世界に飛び出し、鮮烈な光となって跡を残していくような星の配置です。

衝動的で純粋な「人生への賛歌」が、腐ってしまった古い世界を一刀両断していくイメージです。

5月8日〜5月14日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

サテライトオフィスで椅子に座る吉泉聡

窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓

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