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5月8日〜5月14日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

蠍座の星模様

手をつないで

太陽と天王星が牡牛座エリアで重なる影響で、「パートナーシップ」が大きく変わるかもしれません。自分が相手を見る目が変わる場合も、相手の気持ちや状況が変わる場合もありそうです。

不変の関係を求める蠍座にとっては、ドキリとする場面になるかも。けれども、関係性の変化によって、新鮮な風が吹くようなイメージです。

金星(愛と喜び)・水星(対話・知性)・土星(責任・制御)の調和的な繋がり、そして火星(意欲・勇気)・海王星(夢幻・スピリチュアル)のハーモニーによって、気持ちがほぐれ、満ち足りた感覚を得られそう。

リラックスモードに入り、ヨガやスパ・サウナなどセルフケアにもなるアクティビティを楽しんでみましょう。心が潤うとき。

火星と木星(成長拡大)のぶつかり合いの影響で、仕事の現場で自分の力不足を実感して、もっと学んでいこうと思うようになるでしょう。もしくは、学ばざるを得なくなるような展開がありそうです。

水星がステーションになると、パートナーとのコミュニケーションがあまりスムーズでなくなるかもしれません。そんなときこそ、相手の状況を慮って、ケアできそうなことには手を差し伸べましょう。

今週の全体の空模様

コンパッション

2018年から2026年までの間、「改革・刷新」の象意がある天王星が牡牛座エリアを運行しています。そのため、牡牛座的なテーマの医療や農業、食、経済にまつわることで改革が促されていきます。

今週は、太陽も牡牛座に入り、天王星と重なります。その影響で、医療や食品業界など生活の土台を作る分野での目覚ましい進歩が明らかになりそうです。

この「天王星牡牛座+太陽牡牛座シーズン」的ニュースは少し前から出てきていて、「副作用が少ないがん治療法」(九州大学)や、「バイオ3Dプリンターを使って、指などの神経再生に成功」(京都大学医学部附属病院)などが挙げられます。 

愛と喜びを司る金星は蟹座エリアを運行し、牡牛座エリアの水星(コミュニケーション)と魚座エリアの土星(責任・制御)と美しい図を描きます。さらに、蟹座エリアの火星(意欲・勇気)と魚座エリアの海王星(夢幻・スピリチュアル)も仲良く繋がっています。

12サイン(星座)は、女性性サイン(受動性)と男性性サイン(能動性)の2つに分けられます。今週天体が入っている蟹座、牡牛座、魚座は全て女性性サインです。

そのため、今週は物事を柔らかく受け止めながら守りの姿勢をとることが吉となりそう。共感や、人の気持ちを丁寧に扱うことも求められそうです。

12日、火星と木星(成長拡大)がぶつかり合う角度を取ります。集団の利益という名の下での押し付けに抗うパワーが大きくなりそうです。個々人の幸福や権利を守るための声があがりそうな週です。

政治について市民一人一人の意識が高まる星の配置。小さな火(個人の意欲や勇気)が集まって、大きな火に育っていくタイミングです。

また、週後半は逆行している水星が順行に戻る前の“ステーション”という状態になります。これには「一時停止」の信号っぽさがあります。

連絡の行き違いやうっかりミス、PCや電子機器の不具合が起きやすいかもしれません。大切なデーターなどはバックアップをしっかり取っておきましょう。

5月1日〜5月7日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

花井祐介ラグ

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