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5月1日〜5月7日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21〜6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

双子座の星模様

餅は餅屋

昨年10月の新月は「サポート役になることで、もっと良い仕事をする」を課題として半年間チャレンジするタイミングでした。
自分が先頭を走るイメージではなく、伴走者であることで多くを学べる期間でした。

今週の満月では、効率良く仕事を回すためにはチームビルディングが必要だと思い至るかもしれません。自ら、プロジェクト同士の緩やかな繋がりのハブ(連結部分)になって、適材適所で仕事を割り振ること。自分のアイデアをフルで活かすには、それぞれの分野に強い人たちに頼むのが良さそうです。

また、火星(意欲・勇気)と天王星(改革・刷新)が調和的なコンタクトをとる影響で、深層意識に沈んでいた願望が、海から新大陸が隆起してくるように表れ、実際に叶えてみたくなるイメージです(忘れていたけど、実は昔からずっとやってみたかったことにチャレンジしたくなるかも)。

金星(愛と喜び)と木星(成長・拡大)が仲良く繋がっている影響で、「新しい自分」になってみたくなるかも。友人の中で固定化されている役割や、“あなたはこういう人ですよね”というイメージを明るく裏切っていきたくなる衝動。

冥王星が逆行し始めると、今まで学んできた知識に不安がよぎり、もう一度やり直したり、調べ直したりしたくなるかもしれません。

今週の全体の空模様

自分を信じる強さ

「自分自身でおありなさい。弱気のために喋舌つたり動いたりすることを断じておやめなさい。断じてやめようと願ひなさい。
そしてそれをほんの一時間でもつづけて御覧なさい。すればそのうちきつと何か自分のアプリオリといふか何かが働きだして、歌ふことが出来ます。」
──中原中也『小林佐規子(長谷川泰子)宛 書簡』

今週は6日に蠍座で満月があります。満月は、新月で蒔いた種の実りを収穫するとき。昨年の10月の蠍座新月からフォーカスしてきたことが「満ちる」ようなタイミングです。

蠍座新月のテーマは、「誰かとの連携強化」でした。そしてこの満月では、敵味方がはっきり見えて、公私問わず関係性のリセットボタンを押すこともありそうです。

半年の間、さまざまな考えに触れて、どんなカテゴリーが自分にいちばんマッチするのか悩んでいたかもしれません。信じたものが間違っていた、ということも経験したかもしれません。

けれど今週、どこにも属さず、これまで深く結びついていたものからも離れ、独立しようという意志が湧き上がってきそうな気配があります。

今週の満月は、自分の本質と真正面から向き合えそうです。自分自身に誠実であることを優先する。そういう決意の時です。周りの意見を忖度したり、人の意見に流されてきたりといったことを思い切ってやめて、すっきりできそうです。

自分の目で物事を見つめ、自分の心で感じ、自分の頭で考え、そして自分で生き方を選ぶ。その上で、信頼できる仲間と連携して大きなことを成し遂げたいと意欲が湧く満月です。

今週の他の天体配置を見ると、火星(意欲・勇気)と天王星(改革・刷新)が調和的なコンタクトを取っています。「新大陸発見」のような良いニュースが舞い込みそう。

金星(愛と喜び)と木星(成長・拡大)が仲良く繋がっている影響で、楽観的な雰囲気が世の中に広がり、良い意味で人目を気にせずに、自由な発想を持つことができそうです。

冥王星が逆行を始めると、世の中で過去の出来事が多く振り返られるようになり、それに伴って社会構造の歪みが浮き彫りになるかもしれません。

4月24日〜4月30日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

窓際で作業をする蓮沼執太

窓辺で創作すれば音楽も外に開いていく。音楽家・蓮沼執太が語る窓

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