蟹座の星模様
経験を参考に
今週も蟹座エリアに火星(意欲・勇気)が運行していることから、やる気が漲り、たくさん動けるタームです。やる気と行動をうまくリンクさせることが大事。
火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりによって、過去に自分が経験したことが誰かの役に立つ場面があったり、逆に友人の経験が良いアドバイスとして自分を助けてくれたりしそうです。
太陽と土星が調和的にコンタクトをすると、付け焼き刃では対応しきれない事柄に直面して、しっかりと時間をかけて勉強しなければいけないと覚悟することに。
専門知識を増やすような学びに本腰を入れることができそうです。集中力がアップするタイミングでもあります。知識を得るためにできることは何か、丁寧に考えてみましょう。
今週の月は、双子座エリアから乙女座エリアを運行します。
26日、月は蟹座に入り、火星と重なります。短気を起こしやすいので注意の日。
27日も月は蟹座を運行し、海王星(夢と幻)と調和角度を取り、ロマンチックな「ここではないどこか」に出かけていくようなムードが訪れそう。意識が溶け出して周りと混ざっていくような、メルティな気分の日。
今週の全体の空模様
スローステップで踊ろう
「牛がインドの神ののりものであるのは、まさしくこの「おそさ」のゆえではないのかと思う。インドでは「速いもの」はあまり尊敬されない。五十六億七千万年とか三百十一兆四百億年などというようなとほうもないスケールですぐにものごとを考えてしまうひとたちにとって、〈広い宇宙をそんなに急いでどこへゆく〉というわけだ。」
──真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く 真木悠介 小品集』
今週は牡牛座エリアを運行する太陽に、土星が調和的なコンタクトを取ります。各星座はそれぞれの「時間感覚」を持ちますが、中でもスローペースなのがこの牡牛座です。
牡牛座には「着実にものごとを進める」というエッセンスがあります。そのイメージの原型は、古代バビロニアの、春の開墾で犂をひく牡牛の姿に遡ることができます。
焦って先に進めるよりも、しっかりと土を掘り起こし、豊な土壌をつくることの大切さが見えてきます。
一方、土星は魚座エリアから太陽に繋がります。
魚座的な時間とは「魂の世界」を流れているもので、人間が地上で作った「時間」というルールを超越し、時空の境目を溶かしていくイメージです。時を数字で区切ることをせず、無限の未来まで続く魂の世界です。
土星は「時間」「規則」を司る天体なので、土星魚座運行期は、魚座特有のこの感覚をいかに地上に落とし込んでいくかがテーマになります。
今週はこれらの星の配置によって、「急がば回れ」、速さよりも着実さを優先したいモードに。そして狭い時間に囚われている感覚から解放されて、じっくりと長考する意義に気づけそうです。
また、火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりによって、自分の意見をはっきりと言える力が湧いてくるかも。過去のデータや経験をもとにした、説得力あるプレゼンができるでしょう。
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