乙女座の星模様
恥は心の肥料に
20日、牡羊座エリアで起きる新月のときは、いろいろな意味での「復縁」を望みたくなりそうです。
今いる場所から過去を振り返ると、過去の良さを再確認することができるものです。心にかける眼鏡が変わったことで、同じものでも違って見えるからかもしれません。
ただ、過去の良さを再確認しても、そこに戻ることはもちろんできません。今週は、昔を懐かしむとともに、きちんと感謝をしてみましょう。
当時の自分に足りていなかった謙虚な気持ちが湧いてきて、そこから、自分自身の成長を実感することにもなるでしょう。
牡牛座に太陽と月が移動し、そこに冥王星がハードにぶつかります。
その影響がポジティブに出る場合は、
ー心を込めて仕事をする覚悟が決まる。
ー自分の実力を知って、自己研鑽をしようと考える。
ー役に立つ専門的な知識を身につけるきっかけが生まれる。
ー仕事で海外に行くことになり、見聞が広まる。
ネガティブに出る場合は、
ー自分の実力不足を感じ、自己嫌悪に陥る。
ー専門的な知識が足りずに仕事の現場で歯がゆい思いをする。
などがあるかもしれません。
21日から逆行を始める水星の影響で、過去に学んだことをもう一度おさらいすると知識がしっかり定着しそうです。学びの場での恩師や先輩に久しぶりに会うこともありそうです。
今週の全体の空模様
大きなうねり
20日、牡羊座の最後のゾーン(いちばん牡牛座よりの場所)で、太陽と月が重なり、新月が起きます。
この新月はインド洋一帯では金環日食として観測されます。日本でも部分日食が見られるかもしれません。
日食は、「王様」を意味する太陽が欠けることなので、古来から凶兆とされてきました。何か悪いことが起きないか注意したいタイミングです。
凶事でなくとも、日食の影響で「帰りたくても帰れない」といったことが起きそうです。昔馴染みの心安まる場所に戻ろうとすると、何かに阻害されるかもしれません。
日食後、太陽は牡牛座エリアに移動し、新しいテーマの1カ月が始まります。
月も太陽よりわずかに早く牡牛座に入っているので、牡牛座でも太陽と月がほぼ重なる状態となります。
そのため、今週からのひと月は「牡牛座的」エッセンスが濃く広がっていくでしょう。
牡牛座に移動したばかりの太陽には、水瓶座エリアを運行する冥王星(破壊と再生)が厳しい角度でコンタクトを取り、「予想もつかない出来事」が世界に起こるかもしれません。
牡牛座は物質性や身体的なものを司り、食糧や農業、経済活動とも深く繋がっています。今週はそういったことに関して驚くようなニュースが駆け巡るかもしれません。
太陽と冥王星の関係がポジティブに働けば、革新的な農業開発や新薬のリリース、ネガティブに働けば食糧危機のシビアな展開や大企業の倒産などが起こりそうです(牡牛座が“地のエレメント”のため、念のため地震も注意です)。
今週は、冥王星によって運命の大きなうねりを感じることになるでしょう。そのうねりがポジティブなものとして表れるか、ネガティブな影響をもたらすか、両パターンを想定できます。
21日には水星が逆行を開始します。水星の逆行中は通信機器やネットワークの不具合、流通の滞り、連絡ミスなどが起きやすいと言われています。
また、懐かしい人に会う、失くしたものが出てくる、といったこともあるかもしれません。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」