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4月17日〜4月23日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23〜12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

射手座の星模様

燃えて生きる

20日、牡羊座エリアで起きる新月では、「やっぱり自分はこれがやりたかったんだよな」という原点回帰を味わうことになりそうです。

日々のルーティンの一つを、ある日突然「やらないで」と取り上げられたら…と想像してみましょう。惰性で続けていただけで、むしろ時間を取られて面倒だとすら思っていたのに、やってはいけないとなると、その尊さや貴重さが見えてくるかもしれません。

日常のあらゆるものの中にある奇跡的な瞬間を感じてみましょう。そこに自分の創造性が燃えているはずです。

牡牛座に太陽と月が移動し、そこに冥王星がハードにぶつかります。

その影響がポジティブに出る場合は、
ーリラックスして生きるには、他者とのたわいないグルーミング的な交流が必要だと気がつく。
ーコミュニケーションによって自分も相手も変わっていくことを喜べる。
ー働く喜びに心が満たされる。

ネガティブに出る場合は、
ーデリカシーのない発言で周囲からの評価が落ちる。
ー自分の日々の仕事で至らない点を見つけ、心が疲弊する。
ー過労で健康に黄信号が出る。
などがあるかもしれません。

21日に水星が逆行を始めたら、健康診断を受けてみましょう。また、業務の効率アップに役立つ情報が不意に飛び込んでくるかもしれません。

しかし、水星逆行期は誤情報に惑わされたり、連絡ミスが起きやすかったりするので、慎重になるのも大切です。

今週の全体の空模様

大きなうねり

20日、牡羊座の最後のゾーン(いちばん牡牛座よりの場所)で、太陽と月が重なり、新月が起きます。

この新月はインド洋一帯では金環日食として観測されます。日本でも部分日食が見られるかもしれません。

日食は、「王様」を意味する太陽が欠けることなので、古来から凶兆とされてきました。何か悪いことが起きないか注意したいタイミングです。

凶事でなくとも、日食の影響で「帰りたくても帰れない」といったことが起きそうです。昔馴染みの心安まる場所に戻ろうとすると、何かに阻害されるかもしれません。

日食後、太陽は牡牛座エリアに移動し、新しいテーマの1カ月が始まります。

月も太陽よりわずかに早く牡牛座に入っているので、牡牛座でも太陽と月がほぼ重なる状態となります。

そのため、今週からのひと月は「牡牛座的」エッセンスが濃く広がっていくでしょう。

牡牛座に移動したばかりの太陽には、水瓶座エリアを運行する冥王星(破壊と再生)が厳しい角度でコンタクトを取り、「予想もつかない出来事」が世界に起こるかもしれません。

牡牛座は物質性や身体的なものを司り、食糧や農業、経済活動とも深く繋がっています。今週はそういったことに関して驚くようなニュースが駆け巡るかもしれません。

太陽と冥王星の関係がポジティブに働けば、革新的な農業開発や新薬のリリース、ネガティブに働けば食糧危機のシビアな展開や大企業の倒産などが起こりそうです(牡牛座が“地のエレメント”のため、念のため地震も注意です)。

今週は、冥王星によって運命の大きなうねりを感じることになるでしょう。そのうねりがポジティブなものとして表れるか、ネガティブな影響をもたらすか、両パターンを想定できます。

21日には水星が逆行を開始します。水星の逆行中は通信機器やネットワークの不具合、流通の滞り、連絡ミスなどが起きやすいと言われています。
また、懐かしい人に会う、失くしたものが出てくる、といったこともあるかもしれません。

4月10日〜4月16日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

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