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4月17日〜4月23日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21〜6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

双子座の星模様

博士のように

20日、牡羊座エリアで起きる新月では、気心の知れた友人と昔一緒にやったことをもう一度やりたくなりそうです。仕事かもしれませんし、遊びの計画かもしれません。

しかし、いざ連絡を取ってみると相手の状況が変わっていて、以前と同じような内容ややり方では難しそうです。柔軟に考えて、「今ならどんなことを一緒にできるのか」にフォーカスしてみましょう。

牡牛座に太陽と月が移動し、そこに冥王星がハードにぶつかります。

その影響がポジティブに出る場合は、
ー水の下にいた魚が急に飛び出てくるように、無意識で理解していたものが意識下に現れて明確にその輪郭を掴めるようになる。
―自分が心の奥で求めているものが海外にあることに気がつく。
ー研究意欲・学習意欲が湧き、猛烈に勉強したくなる。

ネガティブに出る場合は、
ー自分の専門知識の浅さに気づき、嫌気がさす。
―人に会う気力がなくなる。
などがあるかもしれません。

ただし、冥王星のいる水瓶座は、双子座にとっては「風のエレメント」の仲間。冥王星が味方になってくれる可能性も大きいです。

もともと双子座は「知の星座」でもあり、いつでも新鮮な好奇心を持っています。その性質を強め、学び研鑽するためのサポートに冥王星が回ってくれそうです。

21日から逆行を始める水星の影響で、過去の記憶が夢で蘇るかもしれません。夢から自分の深層心理を知ることは、心のケアに有効とも言われています。心の古傷を癒やすタイミングにできるかもしれません。

今週の全体の空模様

大きなうねり

20日、牡羊座の最後のゾーン(いちばん牡牛座よりの場所)で、太陽と月が重なり、新月が起きます。

この新月はインド洋一帯では金環日食として観測されます。日本でも部分日食が見られるかもしれません。

日食は、「王様」を意味する太陽が欠けることなので、古来から凶兆とされてきました。何か悪いことが起きないか注意したいタイミングです。

凶事でなくとも、日食の影響で「帰りたくても帰れない」といったことが起きそうです。昔馴染みの心安まる場所に戻ろうとすると、何かに阻害されるかもしれません。

日食後、太陽は牡牛座エリアに移動し、新しいテーマの1カ月が始まります。

月も太陽よりわずかに早く牡牛座に入っているので、牡牛座でも太陽と月がほぼ重なる状態となります。

そのため、今週からのひと月は「牡牛座的」エッセンスが濃く広がっていくでしょう。

牡牛座に移動したばかりの太陽には、水瓶座エリアを運行する冥王星(破壊と再生)が厳しい角度でコンタクトを取り、「予想もつかない出来事」が世界に起こるかもしれません。

牡牛座は物質性や身体的なものを司り、食糧や農業、経済活動とも深く繋がっています。今週はそういったことに関して驚くようなニュースが駆け巡るかもしれません。

太陽と冥王星の関係がポジティブに働けば、革新的な農業開発や新薬のリリース、ネガティブに働けば食糧危機のシビアな展開や大企業の倒産などが起こりそうです(牡牛座が“地のエレメント”のため、念のため地震も注意です)。

今週は、冥王星によって運命の大きなうねりを感じることになるでしょう。そのうねりがポジティブなものとして表れるか、ネガティブな影響をもたらすか、両パターンを想定できます。

21日には水星が逆行を開始します。水星の逆行中は通信機器やネットワークの不具合、流通の滞り、連絡ミスなどが起きやすいと言われています。
また、懐かしい人に会う、失くしたものが出てくる、といったこともあるかもしれません。

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