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3月6日〜3月12日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週、7日に土星が魚座エリアに入り、3年間の土星魚座運行期が始まります。

占星術では、土星は重苦しさや陰鬱さ、困難などを意味します。と同時に、真面目さや地道な努力も象意に持ちます。安全な建物を建てるにはしっかりとした基礎工事が必要なように、人生を形作っていく上では土星の堅実さも大切です。

これからの3年間、12星座それぞれに、コツコツと取り組むべき「土星魚座テーマ」の課題が出されます。

魚座のエッセンスは「信じる心/Believe」です。何を信じるかによって人生は変わります。また、個々の人生を集めた社会も変わります。

この世界では、多くの人から信仰されるものが価値を持ち、そのまま「力」を持つからです。例えば、お金や人気、宗教、正義などです。

情報ひとつとっても、ある人にはどんなに大嘘に聞こえてもそれを信じている人にとってはその「嘘」が「真実」なのです。また、信じる人が多ければそれだけで真実のように見えてきてしまいます。

それが普通だと思い、なんの疑いを持っていなかったことも、実は誰かに「信じ込まされていた」のかもしれません。周りに流されずに状況を違う視点から眺めてみることが、今週からの3年間の課題となります。

どうして自分はそれを信じるのか、冷静に考察することが求められるでしょう。また、自分がそれを信じることが社会にどうつながるのか考えてみること。

信じる心は力を持ち、世の中を良くも悪くも動かすものです。土星が魚座から呼びかけるのは、「信じる」という行為への責任です。

また、7日は乙女座エリアで満月が起きます。満を持して自分の意見を表明する、もしくは、我慢してきたことに耐えられなくなって不満を噴出させるようなイメージのある満月です。

内的葛藤の末、大きな変化が起き、今週がターニングポイントになる人も多いかもしれません。

また、昨年8月の乙女座新月にアファメーションをしたことが叶っているのか振り返り、もし叶っていれば天に感謝するタイミングです。

射手座の星模様

信頼の温度

今週は、周囲に振り回されて右往左往しそうな雰囲気があります。混乱しているところに入っていくと、さらに混乱が大きくなってしまいそう。温かく見守る姿勢でいましょう。

7日からの土星魚座タームの3年間の課題は、「家族や仲間と信じ合うこと」です(土星が運行する魚座と射手座は同じ柔軟宮で、ぶつかり合う関係のため、射手座にとって土星は大きな存在感があります)。

心の拠り所となる場所や、信頼関係で繋がっているチームを大切にすること。今までの対応の仕方では気持ちがすれ違ったり誤解が生まれるかもしれません。

より丁寧に、真摯に家族や仲間と接することが求められます。責任ある役割を受け入れなくてはならないこともあるかも。

いっぽう、自分が信じられる場所を新しく求めて動きたくなるかもしれません。

いずれにせよ、土星の「忍耐」や「節度」「堅実さ」を忘れずに、足元を固めていく、土台を安定させる、信じ、信じられることに重きを置くことが課題となります。

7日の満月は、社会貢献やキャリアを意味する場所で起こります。この半年間で仕事に緊張感を持つようになり、何度も丁寧に確認作業をするルールにも慣れた頃かもしれません。

周囲の改善した方が良い点が目につくかも。それをすぐに進言するのではなく、タイミングや言い方を考えてから伝えるようにしましょう。

相手の心理や立場を慮りながら、うまく説得できるように言葉を選ぶことが大切です。

俳優の晃平、ミュージシャンの荒谷翔大、SKWAT/DAIKEI MILLS代表の中村圭佑、画家の友沢こたお

次代の挑戦者たち。TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

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