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1月23日〜1月29日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週に溢れる疾走感。調和的な天体の繋がりが3つあります。1つ目は太陽と木星(成長・拡大)、2つ目は太陽と火星(意欲・勇気)、3つ目は水星(知性と言語感覚)と天王星(改革・刷新)です。

その配置により、平和的で活気のあるパワーが訪れ、全体的に好調な週です。

開拓力や刷新力が加速し、「理想的な社会」について様々な場所で提案や計画が語られそう。中には突飛な意見もあるかもしれませんが、賢者の集会のようなイメージがあります。

牡羊座にいる木星は「自分自身を信じる」ことを促し、「今すぐ動く」「自分から動く」ことが大事になります。チャンスを積極的に掴みに行くことで、木星の持つ「幸運を大きく育てる」パワーを活用できます。

太陽が水瓶座エリアを運行し、「独自の見解」「多様性の容認」「客観的で俯瞰的な判断」などの要素が強まっていきます。考えをすぐに実行に移し、決断を下していくことも求められそうです。

太陽と火星のハーモニーによって、臆せずに自分の意見を表明していける空気に。前向きな議論が展開されそうです。

23日に、天王星が順行に(今週中は同じ場所に留まって見える「ステーション」状態)。

27日には、金星(愛と喜び)が魚座エリアに入り、うっとりと寛ぎだします。

天体にはそれぞれ【高揚】といって、「特別に嬉しくなる」「過剰に贔屓される」サイン(星座)のエリアがあります。金星にとっては魚座エリアがこれに該当します。

ここで、金星は他の天体と繋がることもせず、ひとりで夢に浸っている状態になります。週後半は、世の中の荒波や変動から切り離されたオアシスのような雰囲気が広がります。

29日、月(ムード・心)と、天王星、水星との調和的繋がりは、「大きなメッセージ」「より良く変革するためのアイデア」をもたらします。

社会と自分とを分離して考えるのではなく、その「あいだ」で気がつくものやわかるものがありそうです。身体や実生活から導かれる答えが世界を変えるのかもしれません。

蠍座の星模様

長めの「奉仕タイム」

ふと気がつくと、最近は人の都合に合わせることが多かったかもしれません。蠍座はもともと、忍耐強く、人からの依頼には常に真摯に対応しようとする星座(サイン)です。

そこに水瓶座エリアを運行する土星の影響で、自分を抑えて調整役に回ることが自然になってきているかもしれません。「他者奉仕」をすることで多くを学んだ面もあったでしょう。今週から3月までは、その状況の総まとめのようなタームとなります。

牡羊座エリアを運行する木星と、水瓶座エリアを運行する太陽が調和的に繋がり、さらに太陽と火星が調和的に繋がることで、「お世話係」的なことが増えそうです。

今週は奉仕して吉。なので、あまり深く考えずにリクエストに応えるようにしましょう。周囲からの期待に対応することで「天に貯金をする」と考えること(他者に奉仕することで自信や癒やしに繋がるという話しもあります)。

27日に金星が「創造性とレクリエーションの部屋」、喜びや楽しい遊びを表す場所を運行し始めます。

キラキラと輝く金星パワーに当てられて責任感が麻痺し、つい遊びにはまって時間を溶かしてしまうかもしれません。もしくは、夢見るような恋愛が訪れるかも。

29日に、月と天王星が重なり、水星とコンタクトを取ると、パートナーやバディの新たな一面を知ることになりそうです。知ってさらに親しみがわきそうです。

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