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1月23日〜1月29日 魚座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の魚座(2/19~3/20生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週に溢れる疾走感。調和的な天体の繋がりが3つあります。1つ目は太陽と木星(成長・拡大)、2つ目は太陽と火星(意欲・勇気)、3つ目は水星(知性と言語感覚)と天王星(改革・刷新)です。

その配置により、平和的で活気のあるパワーが訪れ、全体的に好調な週です。

開拓力や刷新力が加速し、「理想的な社会」について様々な場所で提案や計画が語られそう。中には突飛な意見もあるかもしれませんが、賢者の集会のようなイメージがあります。

牡羊座にいる木星は「自分自身を信じる」ことを促し、「今すぐ動く」「自分から動く」ことが大事になります。チャンスを積極的に掴みに行くことで、木星の持つ「幸運を大きく育てる」パワーを活用できます。

太陽が水瓶座エリアを運行し、「独自の見解」「多様性の容認」「客観的で俯瞰的な判断」などの要素が強まっていきます。考えをすぐに実行に移し、決断を下していくことも求められそうです。

太陽と火星のハーモニーによって、臆せずに自分の意見を表明していける空気に。前向きな議論が展開されそうです。

23日に、天王星が順行に(今週中は同じ場所に留まって見える「ステーション」状態)。

27日には、金星(愛と喜び)が魚座エリアに入り、うっとりと寛ぎだします。

天体にはそれぞれ【高揚】といって、「特別に嬉しくなる」「過剰に贔屓される」サイン(星座)のエリアがあります。金星にとっては魚座エリアがこれに該当します。

ここで、金星は他の天体と繋がることもせず、ひとりで夢に浸っている状態になります。週後半は、世の中の荒波や変動から切り離されたオアシスのような雰囲気が広がります。

29日、月(ムード・心)と、天王星、水星との調和的繋がりは、「大きなメッセージ」「より良く変革するためのアイデア」をもたらします。

社会と自分とを分離して考えるのではなく、その「あいだ」で気がつくものやわかるものがありそうです。身体や実生活から導かれる答えが世界を変えるのかもしれません。

魚座の星模様

意欲の回復

「自分らしさ」って結局のところ、何だかわからない、となりやすいのは魚座です。なぜなら、魚座には他のサイン(星座)全てが内包されているからでもあります。

また、自分の輪郭線をなぞろうとしても、魂がとろけてしまいます。どこまでが自分かを見ようとしても、海のように大きいので、測ることが難しいのです。

もし、「自分らしさ」を探すとしたら、自分の目の前にいる人を鏡とすることで、見えてくるでしょう。今週は、「自分」がどんな生き物なのか、謎が解けていくような雰囲気です。

昨年8月から、火星が、魚座にとって「家族と家庭の部屋」であり、基盤や帰属する場所やコミュニティを表す場所で燃えています。

火星は「家族の間でのせめぎ合い」「誰を仲間とするか」「帰る場所はどこにするか」など、居場所について様々な試練を与えてきていたかもしれません。

今週は、落としどころが見え、自分がどのように暮らしていきたいのかがクリアになりそうです(生きる意欲の回復もありそう)。

牡羊座エリアを運行する木星と、水瓶座エリアを運行する太陽が調和的に繋がり、さらに太陽と火星がハーモニーを奏で、思ったことをすぐに行動に移せそうです。やりたいことの味方も来てくれそうです。

27日に金星が「自分自身」である魚座エリアを運行し始めます。金星という天体は魚座エリアが大好きです。

そのため、金星が魚座エリアを運行している期間(〜2月19日)は、うきうき、ふわふわとした気持ちになりやすく、棚から牡丹餅的な幸運を享受するかもしれません。

29日に、月と天王星が重なり、水星とコンタクトを取ると、自分の書き込みに誰かが反応して、嬉しいコメントをくれるような交流が発生しそうです。プライベートチャットで、交換日記のような楽しい情報交換ができるかもしれません。

俳優の笠松将

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