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1月9日〜1月15日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「『政策』という観念は、他者に自分たちの意向を強要する国家や統治機構の存在を前提とする。それは特権階級によってでっち上げられたもので、『人びとが自らの問題を解決する』という本来の政治とは相容れない。」──『くらしのアナキズム』松村圭一郎

今週、一番注目の天体運行は、13日に火星が順行に戻ることです。ただし、逆行から順行に戻るとき、「ステーション(留)」と呼ばれる状態になります。

山伏が火渡りするときは足早に進み、立ち止まることはありません。しかし、「火星のステーション」は、熾火の上で立ち止まっているかのようなイメージなのです。

ステーションの期間は13日をピークに前後3日間(9日〜16日)と、今週はまるっとステーション状態にはまっています。

この「火星のステーション」に対するアスペクト(他の天体が火星と作る角度)が重要になってきます。基本的に、土星と火星はマレフィセント(凶)の性質を持ち合わせており、金星と木星はベネフィット(吉)の性質があるとされています。

マレフィセント(凶)な天体と他の天体との凶角度が起きる場合のイメージは、世界を揺るがす災いや事件。ベネフィット(吉)な天体と他の天体との吉角度の場合、大きな転機、歴史的な発見、新技術の開発成功などがイメージできます。

また、このステーションする場所には、占星術上で大きな影響をもたらすといわれているロイヤルスター(王家の星)であるアルデバラン(恒星)がいます。

アルデバランが関わるとき、「誠実さや高潔さがあれば、天の助けを得ることができ、競り勝つ力が手に入る」といわれています。

今週は火星と金星(愛・喜び・幸運)が調和的に繋がっており、良い方向へと進む兆しが輝き、目隠しが外れたような爽快感があるかもしれません。

火星と金星のもたらす灯を目印に、苦境から抜けていこうと希望が持てそうです。(闇を照らす灯台のライトかもしれません)。

11日に、火星と月とが激しい角度になりますが、小競り合い、もしくは小規模の混乱に収まってくれそうです。

14日には、火星のいる双子座と月のいる天秤座、金星のいる水瓶座で「風(大気)のグランドトライン」という調和的な聖なる三角形が浮かび上がります。

強い思い込みからの解放の「鍵」があらわれ、扉を開けてくれそうです。難問でひしめき合う社会に良い風を通すことができるかもしれません。

双子座の星模様

聖なる焼き印

今週ステーションになる火星は双子座エリアを運行しているので、金星と仲良く繋がる影響は双子座には強くあらわれそうです。

金星は双子座にとって「叡智や宗教・哲学」の部屋にあります。探求における高揚や深い感銘をギフトのように受け取ることがあるかもしれません。

誰かの哲学が強烈に心に刻まれ、それを自分自身の哲学として取り入れる姿もイメージできます。真摯に、誠実に自己研鑽をする人には勝利を与えてくれるような配置です。

また、木星(成長・拡大)が牡羊座エリアを他の天体とはコンタクトを取らずに単独状態で運行しています。双子座にとっては「友情とコミュニティ」「希望と願望」を意味する場所の運行となります。

5月16日までの期間は、木星の拡大能力によって、どんどんと知り合いを増やしていけるタームになり、出会った人々と互いに学び合えるような心地よさが生まれそうです。

週前半の動きでは、山羊座エリアを運行する太陽と、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)が調和的に繋がります。

この影響で、自分の潜在的な能力に気づくきっかけが訪れるかもしれません。誰かのサポートを受けながら、新しい自分に挑戦するためのチケットを入手するということかも。

週後半は、太陽と、魚座エリアを運行中の海王星(夢と融解力)とが調和的なコンタクトを取ります。

理屈では説明ができないような「天の計らい」によって、仕事が展開していきそうです。自分の好き嫌いはいったん横に置いて、天に仕えるような気持ちで仕事をすると良さそうです。

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