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2022年 牡牛座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が好評の占星術師・七嶋ナオさんが2022年の運勢を占います。2022年の牡牛座(4/20~5/20生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

牡牛座の星模様

どんな人と繋がりたいかイメージして引き寄せる年。

2022年は、自分や周囲の変化もあるような運気。仕事の面では喜び半分、大変さ半分かもしれません。しかし、やった分だけ手応えや成長が望めそうです。2021年に取り組んできたことを2023年に繋いでいくための通り道のような期間でもあります。2022年の苦労は23年に大きな花を咲かせるでしょう。

天王星がゆっくりな足取りで牡牛座を運行(2019年3月~2025年7月)しています。天王星は改革を司り、古くなった要らないものを容赦なく壊し、新しく変革・発展させる力でもあります。

2022年もその影響からまぬがれることはなく、どんどん新陳代謝を繰り返し、古い皮を脱ぐたびにたくましく、素敵になっていきます。

牡牛座の1年

1月~5月初旬まで木星が魚座にいることで、牡牛座にとっては「人脈運」でミラクルが起きそうな予感。こんな人と出会えたらいいのにな、とイメージをすることで幸運を引き寄せる感覚です。

5月1は牡牛座新月と天王星が重なる日でもあり、魚座の柔らかな癒やしの力が複数重なった怒涛のヒーリングパワー溢れるタイミング。自分を慈しみ育てるイメージを持つこと、セルフケアを楽しんで生活に取り入れるのも良いでしょう。

初夏にしっかりケアすることで、7月後半、9月半ばの心地よい運気にも上手に乗れそうです。愛については10月後半に深く、強い縁が巡ってくるかもしれません。

2022年の年報

【2022年前半:海が満ちるように】

2022年は「風の時代」2年目になり、木星は魚座に移行します。

魂のグランドサイクル(誕生→成長→死後の世界→再び誕生する)で言えば「死後の世界」を司るのが魚座であり、魂の世界に属します。

世俗的な価値観に縛られず、空間的・時間的にも拘束されず、周囲と溶け合いながら魂の完全化を求める資質。どんな境界線も越えて、様々な人とクロスオーバーしていく才能でもあります。木星は「拡大・成長」を司る天体であり、幸運期を告げる存在として古くから意味づけられています。

そしてそのホームグラウンドは魚座なので、魚座エリアに帰ってくることで木星は本来の力を遺憾なく発揮できるようになるのです。

さらにここで木星は、同じく魚座をホームグラウンドとし、「夢や想像力」を司る海王星と寄り添う位置に165年ぶりにつくのです。

魚座×木星+海王星のエッセンスが広がると、心を慰撫(いぶ)し豊かにするエネルギーが海が満ちるように広がるイメージです。どこまでもとろけるような柔らかさや、心と心が繋がっている喜び。

映画・ドラマ・音楽・アート・文学など、人々の夢と希望を大きく育て、多くの名作やヒット作が生まれるかもしれません。癒やしがテーマになるコンテンツやサービスも成長しそう。特に魚座と同じ水のエレメント(蟹座・蠍座)は大きな恩恵を受けるかも。

(木星が魚座に滞在するのは2021年12月29日~2022年5月10日・2022年10月28日~12月20日)

【2022年後半:新しく生まれる】

5月11日、牡羊座に木星が巡ると、世の中の雰囲気がガラッと変わりそうです。

牡羊座の持つエッセンスは「魂の海、死後の世界(魚座)から地上に爆誕した、生命の純粋な力」である、命の炎。「火のエレメント」に属します。

占星術の世界では牡羊座がスタートであり、フレッシュで純粋なパワーを持っています。この初々しくも独立性に富み、ポジティブな力が、2022年後半に木星の成長・拡大の力と組み合わさります。

溌溂としたエネルギーを受け、筋トレやスポーツに注目が集まりそう。特に個人でできる競技が熱くなりそうです。汗を流し、闘争心を燃やすことで運気が活性化していきます。新しいことに挑戦するのにはとても良い期間となります。

特に牡羊座と同じ火のエレメント(獅子座・射手座)の人は刺激を受けてじっとしていられないかも。

(木星が牡羊座に滞在するのは2022年5月11日~2022年10月27日・2022年12月21日~2023年5月16日)

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