魚座の星模様
不思議の国に迷い込んだ方が調子がいい2022年
太陽の運行する魚座エリア×木星+海王星のエッセンスが165年ぶりに溢れるタイミング。
この配置はとても貴重なものです(次のこの組み合わせは2176年で154年後)。魚座(肉体を超えて魂を完全にしようとするスピリチュアリティ)と、海王星(世界の境界を溶かし、夢を見させ、空想や想像を司る)と木星(成長・拡大)が揃うと、人間としての個人の輪郭線が柔らかくなり、テレパシーが通じるように、特別な縁のある人と心が繋がりやすくなるのかもしれません。
魚座はこの影響を受けないはずはないのですが、とても大きな力が満ちることで、逆に無気力状態や、飽和状態で放心してしまうかもしれません。
そんなときは無理やり現実に戻るのではなく、思い切ってフィクションやファンタジーの世界に入り込むのも良いでしょう。3月3日、4日は特に自他境界線が揺らいでしまうかも。
魚座の1年
実は2021年5月から6月まで木星は魚座に訪れていました。そのときにしていたことが、1月から5月の魚座木星期をより良く過ごすための鍵になります。
5月11日から10月後半まで木星が牡羊座にいる期間は、夢から覚める気分になりそう。魂の世界から帰還すると、物質的なものがいつもより魅力的に見え、購買意欲が高まるかもしれません。ありとあらゆるものを膨らませる作用のある木星が「財産」の場所に移動するので、資産運用やお金を稼ぐこと自体に興味を持ってもいいでしょう。
8月はトラブルが起こりやすい時期、9月はパートナーシップについて考えるタイミング。11月前半は気持ちが満ちて心地よさを感じますが、後半は、ぼんやりしていると、いらない諍いに巻き込まれることもありそうです。
2022年の年報
【2022年前半:海が満ちるように】
2022年は「風の時代」2年目になり、木星は魚座に移行します。
魂のグランドサイクル(誕生→成長→死後の世界→再び誕生する)で言えば「死後の世界」を司るのが魚座であり、魂の世界に属します。
世俗的な価値観に縛られず、空間的・時間的にも拘束されず、周囲と溶け合いながら魂の完全化を求める資質。どんな境界線も越えて、様々な人とクロスオーバーしていく才能でもあります。木星は「拡大・成長」を司る天体であり、幸運期を告げる存在として古くから意味づけられています。
そしてそのホームグラウンドは魚座なので、魚座エリアに帰ってくることで木星は本来の力を遺憾なく発揮できるようになるのです。
さらにここで木星は、同じく魚座をホームグラウンドとし、「夢や想像力」を司る海王星と寄り添う位置に165年ぶりにつくのです。
魚座×木星+海王星のエッセンスが広がると、心を慰撫(いぶ)し豊かにするエネルギーが海が満ちるように広がるイメージです。どこまでもとろけるような柔らかさや、心と心が繋がっている喜び。
映画・ドラマ・音楽・アート・文学など、人々の夢と希望を大きく育て、多くの名作やヒット作が生まれるかもしれません。癒やしがテーマになるコンテンツやサービスも成長しそう。特に魚座と同じ水のエレメント(蟹座・蠍座)は大きな恩恵を受けるかも。
(木星が魚座に滞在するのは2021年12月29日~2022年5月10日・2022年10月28日~12月20日)
【2022年後半:新しく生まれる】
5月11日、牡羊座に木星が巡ると、世の中の雰囲気がガラッと変わりそうです。
牡羊座の持つエッセンスは「魂の海、死後の世界(魚座)から地上に爆誕した、生命の純粋な力」である、命の炎。「火のエレメント」に属します。
占星術の世界では牡羊座がスタートであり、フレッシュで純粋なパワーを持っています。この初々しくも独立性に富み、ポジティブな力が、2022年後半に木星の成長・拡大の力と組み合わさります。
溌溂としたエネルギーを受け、筋トレやスポーツに注目が集まりそう。特に個人でできる競技が熱くなりそうです。汗を流し、闘争心を燃やすことで運気が活性化していきます。新しいことに挑戦するのにはとても良い期間となります。
特に牡羊座と同じ火のエレメント(獅子座・射手座)の人は刺激を受けてじっとしていられないかも。
(木星が牡羊座に滞在するのは2022年5月11日~2022年10月27日・2022年12月21日~2023年5月16日)
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