天秤座の星模様
主観性と客観性を調整する不思議な出来事が起きる2022年。
「風の時代」は思っていたよりも楽しく、以前よりも他者との間の風通しが良くなった分、気楽になったことも多いのではないでしょうか。
2022年前半は精神の揺らぎと日常的ケア、後半は出会う相手が自分を映し出す鏡となってくれることによる学びと、自己の引き上げ。対外的な自分を他者を通じて知ることができるチャンスです。木星牡羊座を運行中はパートナー運がUPします。プライベートでも仕事でも、誰とタッグを組みたいのか意識していくと吉です。
天秤座の1年
1月~5月初旬の木星が魚座にいる期間は「調整」のタイミングです。自分にも他者にも余裕を持って柔軟に対処をし、きついところが少しでも改善されるように働きかけます。魚座は精神や魂を司り、理屈や理論を超えていきます。
つい理論立てて完璧さを求めてしまう傾向が天秤座にはありますが、この期間はスピリチュアリティを取り入れ、フィーリングや直観を大切にしましょう。意図しないところで救われたりしそうです。
5月11日から、木星が牡羊座に入ると、パートナーシップの運気が高まります。9月後半から好調になり、仕事でもプライベートでもモテの波があるかもしれません。11月は気の置けない仲間と心穏やかに過ごすことが良さそうです。
2022年の年報
【2022年前半:海が満ちるように】
2022年は「風の時代」2年目になり、木星は魚座に移行します。
魂のグランドサイクル(誕生→成長→死後の世界→再び誕生する)で言えば「死後の世界」を司るのが魚座であり、魂の世界に属します。
世俗的な価値観に縛られず、空間的・時間的にも拘束されず、周囲と溶け合いながら魂の完全化を求める資質。どんな境界線も越えて、様々な人とクロスオーバーしていく才能でもあります。木星は「拡大・成長」を司る天体であり、幸運期を告げる存在として古くから意味づけられています。
そしてそのホームグラウンドは魚座なので、魚座エリアに帰ってくることで木星は本来の力を遺憾なく発揮できるようになるのです。
さらにここで木星は、同じく魚座をホームグラウンドとし、「夢や想像力」を司る海王星と寄り添う位置に165年ぶりにつくのです。
魚座×木星+海王星のエッセンスが広がると、心を慰撫(いぶ)し豊かにするエネルギーが海が満ちるように広がるイメージです。どこまでもとろけるような柔らかさや、心と心が繋がっている喜び。
映画・ドラマ・音楽・アート・文学など、人々の夢と希望を大きく育て、多くの名作やヒット作が生まれるかもしれません。癒やしがテーマになるコンテンツやサービスも成長しそう。特に魚座と同じ水のエレメント(蟹座・蠍座)は大きな恩恵を受けるかも。
(木星が魚座に滞在するのは2021年12月29日~2022年5月10日・2022年10月28日~12月20日)
【2022年後半:新しく生まれる】
5月11日、牡羊座に木星が巡ると、世の中の雰囲気がガラッと変わりそうです。
牡羊座の持つエッセンスは「魂の海、死後の世界(魚座)から地上に爆誕した、生命の純粋な力」である、命の炎。「火のエレメント」に属します。
占星術の世界では牡羊座がスタートであり、フレッシュで純粋なパワーを持っています。この初々しくも独立性に富み、ポジティブな力が、2022年後半に木星の成長・拡大の力と組み合わさります。
溌溂としたエネルギーを受け、筋トレやスポーツに注目が集まりそう。特に個人でできる競技が熱くなりそうです。汗を流し、闘争心を燃やすことで運気が活性化していきます。新しいことに挑戦するのにはとても良い期間となります。
特に牡羊座と同じ火のエレメント(獅子座・射手座)の人は刺激を受けてじっとしていられないかも。
(木星が牡羊座に滞在するのは2022年5月11日~2022年10月27日・2022年12月21日~2023年5月16日)
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