水瓶座の星模様
しっかりと潮目を読んで働く2022年。
「時代の寵児」を12星座から選ぶとしたら、水瓶座が一番ふさわしいでしょう。
「風の時代」は現実世界も水瓶座の象意で溢れています。水瓶座を表すキーワードは「未来」「IT・インターネット」「最先端技術」「電気で動くもの」「人権意識」「多様性」「博愛精神」「ジェンダーレス」……ざっと挙げたものが2021年の世相に照らし合わせてみてもぴったりと符合するのがわかります。
これから続く約200年の「風の時代」はやはり水瓶座が代表的なエッセンスを持っていると言っても過言ではないでしょう。2022年も引き続き、「風の時代」の牽引役として期待されていきますが、不安になる必要はありません。水瓶座の守護星である土星は2022年も水瓶座エリアを運行し、責任や試練も与えますが、しっかりと対応した分に呼応して堅牢な足場や土台を与えてくれます。
水瓶座の1年
幸運の天体である木星は水瓶座から魚座に移動し、1月~5月初旬の木星が魚座にいる期間は「自己財産」の扱いについてのテーマが浮上します。
今まで知らなかった補助金の存在を知って臨時収入があるかもしれませんし、所有する株が大化けするということがあってもおかしくない運気。
5月11日から10月後半まで木星が牡羊座にいる期間はご近所との交流で豊かさを得る。畑があるような場所なら野菜を貰えたり、都会ならばお得なチケットを貰ったりする光景に似ています。
6月は遊びに時間を使うこと。7月後半から8月半ばはパートナーシップについてエネルギーを使うと良さそうです。骨は折れますが、その分返ってくるものも大きいでしょう。
2022年の年報
【2022年前半:海が満ちるように】
2022年は「風の時代」2年目になり、木星は魚座に移行します。
魂のグランドサイクル(誕生→成長→死後の世界→再び誕生する)で言えば「死後の世界」を司るのが魚座であり、魂の世界に属します。
世俗的な価値観に縛られず、空間的・時間的にも拘束されず、周囲と溶け合いながら魂の完全化を求める資質。どんな境界線も越えて、様々な人とクロスオーバーしていく才能でもあります。木星は「拡大・成長」を司る天体であり、幸運期を告げる存在として古くから意味づけられています。
そしてそのホームグラウンドは魚座なので、魚座エリアに帰ってくることで木星は本来の力を遺憾なく発揮できるようになるのです。
さらにここで木星は、同じく魚座をホームグラウンドとし、「夢や想像力」を司る海王星と寄り添う位置に165年ぶりにつくのです。
魚座×木星+海王星のエッセンスが広がると、心を慰撫(いぶ)し豊かにするエネルギーが海が満ちるように広がるイメージです。どこまでもとろけるような柔らかさや、心と心が繋がっている喜び。
映画・ドラマ・音楽・アート・文学など、人々の夢と希望を大きく育て、多くの名作やヒット作が生まれるかもしれません。癒やしがテーマになるコンテンツやサービスも成長しそう。特に魚座と同じ水のエレメント(蟹座・蠍座)は大きな恩恵を受けるかも。
(木星が魚座に滞在するのは2021年12月29日~2022年5月10日・2022年10月28日~12月20日)
【2022年後半:新しく生まれる】
5月11日、牡羊座に木星が巡ると、世の中の雰囲気がガラッと変わりそうです。
牡羊座の持つエッセンスは「魂の海、死後の世界(魚座)から地上に爆誕した、生命の純粋な力」である、命の炎。「火のエレメント」に属します。
占星術の世界では牡羊座がスタートであり、フレッシュで純粋なパワーを持っています。この初々しくも独立性に富み、ポジティブな力が、2022年後半に木星の成長・拡大の力と組み合わさります。
溌溂としたエネルギーを受け、筋トレやスポーツに注目が集まりそう。特に個人でできる競技が熱くなりそうです。汗を流し、闘争心を燃やすことで運気が活性化していきます。新しいことに挑戦するのにはとても良い期間となります。
特に牡羊座と同じ火のエレメント(獅子座・射手座)の人は刺激を受けてじっとしていられないかも。
(木星が牡羊座に滞在するのは2022年5月11日~2022年10月27日・2022年12月21日~2023年5月16日)
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」