今週の空模様
今週は天体の動きが活発です。まず、20日に幸運の星とうたわれる木星(成長・拡大)が牡羊座に入ります。
今年、木星が牡羊座に入るのは5月11日以来2度目となり、ここから来年5月16日まで牡羊座での運行となります。
木星には「教師・指導者」というような意味も付随しています。自らの意志をもって、成長しよう、学ぼう、とすると幸運がやってきます。
22日は冬至。冬至のタイミングで太陽は山羊座に入ります。
占星術では季節を四半期(春分・夏至・秋分・冬至)の4つに区分してそれぞれの運気を読んでいきます。22日から2023年3月21日までの雰囲気は、「自分自身の生き方についてしっかりと考える」ようなイメージです。
枠に嵌められたり、不本意な労働を強いられたりすることにより、「本音」がはっきりとすること。国の経済の立て直しについても議論が盛んになることが期待されます。
23日には山羊座エリアで新月があります。新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。
そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があるといわれています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「価値観を刷新しながら進化する」のは共通します。
宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の山羊座満月のときにその宣誓が現実になっているかもしれません。
25日は山羊座エリアに5天体が運行し、冥王星と月が(緩く水星も)重なります。この影響により、「目に見えないものに導かれたかのように」ドラマチックな出来事が起こるかもしれません。
山羊座の星模様
優しく見つめて
木星は12月20日から、牡羊座に戻ってきます(2022年5月11日〜10月27日、12月20日〜23年5月16日に牡羊座エリアを運行)。
木星は“幸運の星”ともいわれますが、受け身のラッキーではありません。畑を耕して、苗を植えることで収穫を増やしていくようなイメージです。
山羊座にとっては「家庭や家族」「自室や居場所」などを意味する場所に再び木星が巡ってきて、22日に山羊座エリアに移る太陽とタイトにぶつかり合います。
家族の主張と自分の意見が合わないタイミングかもしれません。しかし家族とのちょっとしたせめぎ合いは、人生を学んで人間として成長する上での大きな糧になってくれるものです。
相手の声に耳を傾けて、学ぼうとすることで、平穏が訪れるでしょう。上手に転ぶことを学べていれば今後のショックにもしなやかに対応できるようになります。
山羊座エリアは山羊座にとって「自分自身」の場所です。23日から週末にかけて、太陽、月、水星、金星、冥王星が山羊座エリアに集まっています。
山羊座祭りの賑やかさ。自信が溢れてきて、自分の願ったことややりたいことが叶いやすいかもしれません。欲しいものを入手しやすいタイミング。今いる環境での存在感も高まりそうです。
23日の山羊座エリアでの新月では、「自分が持っている自分に対する思い込みを溶かす」ことがキーワード。
山羊座は自分に対して辛口評価をする傾向があり、向上心をもって物事に挑む強さももっています。しかし、「自分ができることは普通のこと」と謙虚さが爆発しているがゆえに、自分にOKを出したり、褒めたりすることに不得手でもあります。
今回の新月では、肩の力を抜いて、「できていない」ところよりも「できている」ところに注目してみましょう。
また、アファメーションは、たとえば「自分のことを柔らかく受け入れることができました」「新しい自分を発見しました」など、完了形で天に誓うと、半年後の山羊座満月のときに叶っているかもしれません。
宇宙の美を投影する、青漆のダイヤル。「カンパノラ」の新作時計、“宙鏡”