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12月19日〜12月25日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は天体の動きが活発です。まず、20日に幸運の星とうたわれる木星(成長・拡大)が牡羊座に入ります。

今年、木星が牡羊座に入るのは5月11日以来2度目となり、ここから来年5月16日まで牡羊座での運行となります。

木星には「教師・指導者」というような意味も付随しています。自らの意志をもって、成長しよう、学ぼう、とすると幸運がやってきます。

22日は冬至。冬至のタイミングで太陽は山羊座に入ります。

占星術では季節を四半期(春分・夏至・秋分・冬至)の4つに区分してそれぞれの運気を読んでいきます。22日から2023年3月21日までの雰囲気は、「自分自身の生き方についてしっかりと考える」ようなイメージです。

枠に嵌められたり、不本意な労働を強いられたりすることにより、「本音」がはっきりとすること。国の経済の立て直しについても議論が盛んになることが期待されます。

23日には山羊座エリアで新月があります。新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。

そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があるといわれています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「価値観を刷新しながら進化する」のは共通します。

宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の山羊座満月のときにその宣誓が現実になっているかもしれません。

25日は山羊座エリアに5天体が運行し、冥王星と月が(緩く水星も)重なります。この影響により、「目に見えないものに導かれたかのように」ドラマチックな出来事が起こるかもしれません。

水瓶座の星模様

心は「正解」では治らない

木星は12月20日から、牡羊座に戻ってきます(2022年5月11日〜10月27日、12月20日〜23年5月16日に牡羊座エリアを運行)。

木星は“幸運の星”ともいわれますが、受け身のラッキーではありません。畑を耕して、苗を植えることで収穫を増やしていくようなイメージです。

水瓶座にとっては「兄弟姉妹」「初心者向けの学び」「気さくなコミュニケーション」などを意味する場所に再び木星が巡ってきて、22日に山羊座エリアに移る太陽とタイトにぶつかり合います。

身近な人とフランクに交流している中で、自分の心の奥にしまってあるデリケートなコンプレックスに気がつくかもしれません。日常の会話から学ぶことが多いタイミング。

水瓶座にとって山羊座エリアは、「無意識」や「人には見せない秘密」「バックヤード」を意味する場所になります。

23日から週末にかけて、太陽、月、水星、金星、冥王星が山羊座エリアに集まっています。内観するにはベストタイミングです。表層的な思考で「わかる」ことよりも、深層意識で、魂が「わかる」ことのほうが大切です。

23日の山羊座エリアでの新月では、「凝り固まった論理を手放す」「何にでも正解を探すことを柔らかくあきらめる」ことがキーワード。

水瓶座は人から「論理的で賢い」と評される一方、「感情がない」「冷たい人だ」と嘆かれることもあるかもしれません。

自分自身でもその評価が間違ってはいないとは思っていて、心の奥には共感力が低い自分に対して負い目(コンプレックス)が潜んでいるかもしれません。

「感情」を取り扱うことは、それがたとえ自分自身の心であっても不得手かもしれません。「正しい」を探そうとして深いジャングルで迷子になるが如くです。

今回の新月では、肩の力を抜いて、「頭で考えてもわからないこともある」ことを受け入れてみましょう。

また、アファメーションは、「コンプレックスを柔らかく受け入れることができました」「悩みは悩みではないと気がつきました」など、完了形で天に誓うと、半年後の山羊座満月のときに叶っているかもしれません。

小宮山雄飛

あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」

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