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12月12日〜12月18日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も太陽は射手座エリアを運行し、土星(試練・責任)とは調和的な配置、海王星(夢やとろけさせる力)とは刺激し合う配置となります。

太陽をはさんで、ネジを締める土星VSネジを溶かす海王星、という図です。

真面目に話しているのにもかかわらず、ボタンの掛け違いが起きそう。そもそも言葉の定義が違っていたり、価値観(何が世の中に良いことなのか)が異なりすぎたりして、意思疎通が難しいかもしれません。互いの足元(前提条件)を確認することが大事。

月は、13日に獅子座エリアを運行し、太陽と調和的な配置に。意欲的な気持ちになれそう。

15日には乙女座エリアを運行し、月と水星と天王星とのコンタクトで地のエレメントチームによる「聖なる三角形」のハーモニーが生じ、抜群の安定感が生まれます。実務的なことをテキパキとやるのに良い日になります。

翌16日には乙女座エリアをさらに進み、太陽と海王星と繋がって「Tスクエア」を描き、三者による殴り合いが起こります。調和と安定がテーマだった前日から一転し、乱調と変化に富んだ一日になりそうです。

週後半には水星(知性・言語感覚・コミュニケーション)と天王星(閃き・刷新・改革)が仲良く繋がることで、良いアイデア、使える設計、実用に耐えうる企画などが生まれそう。

占星術の「天体逆行」は、ものごとがあべこべになったり、ポケットがひっくり返ったり、来た道を戻ったりするようなイメージ。落としたものを回収することや、強いものが弱くなり、弱いものが強くなること。

今週も闘いを司る火星が双子座エリアを逆行しています。それに対して他の天体の干渉がなくなって、熾火のようです。メラメラはしていないけれども、芯の部分が静かに真っ赤に燃えている状態。

火星の逆行は、ダビデがゴリアテを倒したような“ジャイアント・キリング”をもたらす、ともいわれています。

その影響がどこまで続くか(本当にあるのか)、そのような観点で政治やスポーツなどに注目しても良いかもしれません(日本がスペインに勝ったときは逆行中の火星と土星が調和的な配置でした)(火星の逆行は23年1月13日まで)。

射手座の星模様

落としどころとしての「大義」

今週の星の配置は、どの星座にも「葛藤」をもたらすかもしれません。

今週も太陽は射手座を運行し、自分自身にパワーを与えてくれています。

もっと遠くへ行きたい、もっと自分が見たことのない世界に行きたい、もっと自分らしく生きたい、という強い願望が湧いてくるかもしれません。

自分一人の欲求のままに突き進むことができれば何の葛藤も生まれませんが、土星と海王星の存在は、周囲の人々との関わりについて真剣に向き合っていかなくてはいけないと、静かに引き留める手のように見えます。

自分も周囲も納得できる「大義」が見つかれば、今よりも違う方向、高い場所を目指して進むことができそうです。

金星と水星が山羊座にある影響は、「やりがいのある仕事のオファーレター」として訪れそうです。自分の才能を活かして豊かになることを、誰かが、やりませんか?と誘ってくるイメージです。

13日、月が獅子座エリアと「火のエレメント」を運行することで、射手座は調子が良い一日となりそうです。旅行の計画を立てたり、日帰りで旅行するのも良いかもしれません。

15日は仕事が捗る日。自分のやりたいことと、求められることが合致して、嬉しい気持ちになれそう。

16日はやりたいことと、やらなくてはいけないことが喧嘩をしてドタバタするかもしれません。火星は射手座にとって「パートナーや契約相手の部屋」で逆行中です。

勇気や意欲が“逆さま”になるので、誰かとコミットメントしていく難しさを学ぶことがあるかもしれません。爆弾処理班のような緊張感もあるかも。何かあったら素直に謝罪するのが一番の解決法です。

音楽家・H. Takahashi

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