今週の空模様
今週も太陽は射手座エリアを運行し、土星(試練・責任)とは調和的な配置、海王星(夢やとろけさせる力)とは刺激し合う配置となります。
太陽をはさんで、ネジを締める土星VSネジを溶かす海王星、という図です。
真面目に話しているのにもかかわらず、ボタンの掛け違いが起きそう。そもそも言葉の定義が違っていたり、価値観(何が世の中に良いことなのか)が異なりすぎたりして、意思疎通が難しいかもしれません。互いの足元(前提条件)を確認することが大事。
月は、13日に獅子座エリアを運行し、太陽と調和的な配置に。意欲的な気持ちになれそう。
15日には乙女座エリアを運行し、月と水星と天王星とのコンタクトで地のエレメントチームによる「聖なる三角形」のハーモニーが生じ、抜群の安定感が生まれます。実務的なことをテキパキとやるのに良い日になります。
翌16日には乙女座エリアをさらに進み、太陽と海王星と繋がって「Tスクエア」を描き、三者による殴り合いが起こります。調和と安定がテーマだった前日から一転し、乱調と変化に富んだ一日になりそうです。
週後半には水星(知性・言語感覚・コミュニケーション)と天王星(閃き・刷新・改革)が仲良く繋がることで、良いアイデア、使える設計、実用に耐えうる企画などが生まれそう。
占星術の「天体逆行」は、ものごとがあべこべになったり、ポケットがひっくり返ったり、来た道を戻ったりするようなイメージ。落としたものを回収することや、強いものが弱くなり、弱いものが強くなること。
今週も闘いを司る火星が双子座エリアを逆行しています。それに対して他の天体の干渉がなくなって、熾火のようです。メラメラはしていないけれども、芯の部分が静かに真っ赤に燃えている状態。
火星の逆行は、ダビデがゴリアテを倒したような“ジャイアント・キリング”をもたらす、ともいわれています。
その影響がどこまで続くか(本当にあるのか)、そのような観点で政治やスポーツなどに注目しても良いかもしれません(日本がスペインに勝ったときは逆行中の火星と土星が調和的な配置でした)(火星の逆行は23年1月13日まで)。
蟹座の星模様
指差し確認のように
今週の星の配置は、どの星座にも「葛藤」をもたらすかもしれません。
太陽が運行する射手座は「火のエレメント」であり、「柔軟宮」。蟹座は「水のエレメント」「活動宮」で、全く違うチームになります。
蟹座と射手座は150度で繋がっていて、占星術の言葉では「インコンジャンクト(クインカンクス)」と呼ばれる仲になります。
この二者は全く違う性質であるからこそ、意識して相手から学ぼうとすると、多くのことを収穫できる関係性となります。
今週は、太陽と土星、海王星の配置により、「良かれと思って」やっていたことが、本当に良いことだったのか?と心配になることがあるかもしれません。
自分を基準に“良いこと”をしてしまうのが人間ではありますが、相手を知ることを優先して、相手の求めるものを差し出せるのかを意識すると良さそうです。
金星と水星が山羊座にある影響は、「楽しい和合の予感」として訪れそうです。素敵な人に出会えそうなパーティの招待状のイメージです。自分にぴったり合う何かや誰かと手を繋ぐ予感。
13日、月が獅子座エリアを運行することで、蟹座は買い物をしたくなったり気前が良くなったりするかもしれません。財布の紐は緩めすぎないこと。
15日は問題解決能力がビビビッと高まる日。
16日はちょっとした一言に過敏に反応してしまうかもしれません。想像で動かないことでトラブル回避できそうです。
漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語