今週の空模様
同じサイン(星座)で起こる新月と満月は「種蒔きと収穫」のセットといえます。新月から満月までの半年間で、一つのテーマを育んでいきます。
今週の8日は、双子座エリアでの満月。満月は新月で蒔いた種の実りを収穫するとき。今年の5月の双子座新月からフォーカスしてきたことが「満ちる」ようなタイミングです。
この半年の間に、まるで呪いが解けるように、思い込みをもって見ていたもの、自分が無意識的に「当たり前」だと決めつけていたことが覆る体験があったかもしれません。
それは、今までの環境やそれに付随する価値観から解放されるチャンスでもありました。誤魔化しを避けること。それによって、自分の生き方の純化が進み、方向性が違う存在とは袂を分かつ場面。
今回の満月では、そんな新月のエッセンスを受け止めつつ「外からやってきたものに、内なる変化が誘発されること」がテーマになります。
火星と月がぴったりと重なっているのもあり、自分の違和感を無視せずに、世界を見つめ(学び)直していくこと。呼び起こされる知性。柔軟なエデュケーション。柔らかい頭で「教え」を受け止めていくことが求められそうです。
嵐によって木々の枝が薙ぎ払われ、隠れていた遺跡が顔を出す。または、もともとそこにあった種が、水と光(教育)によって成長するようなこと。
この満月をなす太陽と月には、土星(責任・節制)が調停役として関わり、個人の感情やこだわりを横に置いた状態で社会に奉仕することを求めてくるイメージがあります。
しかし、価値観を変え、違う生き方をしようとしても、急には変えられないものがあるという事実に直面することになりそうです。
理想に近づくには変わった方が良いと分かっていたとしても、どうやったら上手にできるのかはまだ見えてこないかもしれません。
それでも、「自分が何を学び、何を求めるか」によって世界の進む方向が決まっていくのです。
その他、今週の天体の動きは、7日に水星(知性・コミュニケーション)が、10日に金星(愛と喜び)が山羊座エリアを運行し始めます。
「地のエレメント」の要素である、現実を愛し、地に足をつけることが意識されていくでしょう。
天秤座の星模様
伸びしろを信じて
天秤座にとって、5月の新月から今週の満月までのテーマは「知らないものを追いかけ、叡智の風に触れる」ことがテーマでした。
この半年で自分が進んでいきたい方向に行けていて、学んでみたかったことにチャレンジできていれば、今週からも、ますますその道で良い学びができるでしょう。
専門性を高めるためにさらに研鑽できるチャンスがあります。
月と重なる逆行中の火星(意欲・勇気)の影響で、伸び悩みを感じたり、自分のやり方が間違っているのではないかと不安になるかもしれません。
不安はバネに転換することができます。自分の内側にある伸びしろを信じてみること。
先週に引き続き、太陽は射手座エリアを運行しています。そこは「初歩的な学び」や「近所の交流」などを意味する場所です。
もともと天秤座は社交的な性質。近場のカフェなどにも行くことが多いかもしれません。今週も肩ひじ張らない気楽な交流が楽しめる時期です。カフェで開催しているイベントに参加をしてみるのも良いでしょう。
水星と金星が山羊座エリアを運行する影響は、「家族や仲間」「実家や自宅」にまつわる忙しさとして表れそうです。嬉しい知らせもあるかもしれません。
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