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11月14日〜11月20日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22~1/19生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「眠りの外に出るやいなや、夢はたちまち萎れる。それは水から外へ出されると死んでしまう海底植物なのだ。」
──『ぼく自身あるいは困難な存在』ジャン・コクトー

今週は太陽と冥王星(極端さ)、海王星(夢やスピリチュアリティ)、木星(成長拡大)の調和的な配置と、土星(制約・責任)と天王星(改革・刷新)、さらに逆行中の火星(意欲・暴力)と海王星の殴り合いの配置がベースにあります。

夢を見ることを強く求める人々の熱狂や陶酔とはうらはらに、現実ではハードで辛口な出来事が起きやすい1週間になりそうです。

そんな中で、月は次々と、他の天体ともコンタクトを取りながら移動していきます。

月は約2日半ごとに星座から星座へと移動します。月は自分の気分や周囲のムードを表し、月が隣のサインに変わると、それらが変わっていくといわれています(「三日坊主」という言葉も月の移動による心変わりからきているのかもしれません)。

14日、月は蟹座を運行し、水のエレメント3つによる「グランドトライン(聖なる三角形)」ができます。さらに冥王星がその三角形に繋がり「カイト」という配置になります。

情緒的な優しさが染み込むような穏やかな空気の日。うっとりできそう。堅い話よりも柔らかな話に向いている雰囲気がありそうです。

16日、月は獅子座に移動し、太陽と土星、天王星の4者で激しくぶつかり合い、固定宮のサイン(星座)でグランドクロスという四角形ができます。その配置により緊張感が生まれそうです。意地の張り合いに注意の日。

また、この日は金星(愛と喜び)が射手座に移動します。息抜きにキャンプや旅行を企画したくなるかも。

17日、月は乙女座に移動、射手座に移動したばかりの金星と殴り合う配置になります。また、この日は水星も射手座に移動します。神経質になってしまい細かいところが気になりそう。

18日、月は乙女座をさらに進み、天王星と調和的角度になります。効率よく仕事が捗る日。

19日、月と太陽、冥王星で「小三角」という配置になり、物事が順調に進む雰囲気になりそう。土星と火星は調和的な配置となり、頭が冴える日になりそうです。

また、海王星と火星の喧嘩はしばらく硬直状態が続きます(~11月末まで)。

今の火星は、ブレーキが利かなくなった車のように暴走しやすい状態になっています。激しすぎる情熱や、持論を振りかざし決裂も辞さない好戦的な姿勢、歯に衣着せぬ物言いや嘘の暴露などの、あちこちで不調和や争いを呼びそうです。

冷静さ、慎重さが大切な期間になります。視点と意味づけを変えることで希望が見えるかもしれません。

山羊座の星模様

福の神来訪

今週は、太陽と冥王星、海王星、木星の調和的な配置によって、「福の神の来訪」がありそうです。懐かしい誰かに会えたり、会いたかった人に会えたり。誰かに出会うことで良いものを受け取るようなイメージです。

土星と天王星がぶつかり合う影響で、理想と現実の間で立ち止まるかもしれません。やりたいことを進めるための予算と実力が足りないということかも。素晴らしいアイデアをどのように実現するのかが課題として浮き彫りにされそうです。

また、逆行中の火星と海王星のせめぎ合いのもと、情報が錯綜し、混乱する出来事が起きそう。オーダーミスがあったり、連絡の行き違いがあったりしそう。それによってどんどん雑務が増えていくかもしれません。

14日は「水のエレメント」に天体が多く、湿ったムードが強く出ています。「乾燥」を司る「地のエレメント」に属する山羊座にとっては、居心地が悪いかもしれません。感情(水のエレメント)を優先するタイプと衝突しないように注意をしましょう。

16日は意見の違いをまとめるのに苦心しそう。冷静さを保ちましょう。17〜18日は好調でしょう。歯車が嚙み合い、スムーズに物事が動きそうです。

また、金星と水星が射手座エリアに移動し、自分の心の深いところに目を向けることで精神が整っていきます。

19日には土星と火星が調和的な配置に。適材適所で効率良く仕事が回っていきそうです。雑務も片づく見通しが立ちそう。

俳優の晃平

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