今週の空模様
今週、太陽は獅子座エリアの後半を運行しており、威風堂々とした王様の風格を持つようになります。
この王は、他人の評価や賞賛よりも、自分の内側にある理念の実現を優先します。具体的に行動するための準備を怠らない王様です。
太陽と厳しい関係性になる位置(正面)に、土星（責任・試練）がずっと控えていましたが、太陽は緊張状態からようやく解放され始めます。やらなくてはならないことに本腰を入れて取り組めるようになっていくタイミングです。
20日に、意欲やバイタリティを司る火星が、双子座エリアを運行し始めます。誰かの一言で戦いの火蓋が切られるような場面がイメージできます。
「ペンは剣よりも強し」とできるかもしれません。ジャーナリストや批評家に注目が集まるかも。
逆行中の木星（成長拡大）と獅子座エリアを運行している金星（愛と美）とが調和的に繋がり、心の底からやりたかった何かや、愛や希望についてを思い出しそう。
何のために生きているのか、喜びとはなんであるのか、再度確認すること。人によっては、別れた誰かが恋しくなるかもしれません。
水星（知性・コミュニケーション）は乙女座エリアを運行し、天王星（改革・刷新）、冥王星（極端さ・運命的な力）、海王星（夢と幻）、とコンタクトをしていきます。
天王星、海王星、冥王星の三天体はいずれも“外惑星”と呼ばれ、地上のルールを超えたパワーをもたらす存在と言われています。
「具体的な知恵」という雰囲気を持つ乙女座を運行中の水星にひらめきの天王星パワーが注がれて、農業や生物学的な分野でのイノベーションの発表などをイメージさせます。
海王星とのコンタクトは夢やファンタジー、アートなどのエッセンスを持ち、世の中に“麻酔”がかかっているような状態。
冥王星とのコンタクトは、膿んだ患部を丸ごと切除するために鋭利な器具で深く切り込んでいくような知性、社会そのものを外科手術していくような知性の活躍をイメージさせます。
魚座の星模様
頑張って人間を演じる
今週は、魚座にいる海王星と、水星（乙女座エリア）、天王星（牡牛座エリア）、そして冥王星（山羊座エリア）の4天体の連携があります。
もともと魚座には浮世離れした人が多いですが、この星々の配置の影響でその傾向が強まり、目の前にある世界がまるでフィクションのように感じられるかもしれません。足元がふわふわとして現実の世界に着陸しにくいイメージです。
あまりに重要な判断をするのは避けた方がよいタイミングです。何か大切な契約などがあるときは、頼れる誰かに一緒にいてもらう方が良いでしょう。
また、20日に火星が双子座エリアに入ります。魚座にとってその場所は「居場所」や「家庭」など、帰属する場所の意味を持ちます。
火星は程よく作用すれば、元気や勇気などのプラスのエネルギーになりますが、過剰に作用すれば、トラブルやケンカのもとになります。
今週以降は特に家族や仲間とぶつかり合わないよう気をつけましょう。もし、何か伝えたいことがあるときは、手紙を書いて、じっくりと自分で読み返してみるのも良いでしょう。
木星と金星の調和的繋がりの影響で、職場で高く評価され、ボーナスなど、臨時収入があるかも。棚ぼた的な幸運に恵まれたのであれば、さらにその運気に感謝することで、より大きな豊かさを引き寄せることもできるかもしれません。
妄想書店。私が本屋を始めるなら。Vol.1：ミュージシャン・曽我部恵一
