今週の空模様
「為すべきことは熱を与えることではなく、光を与えることなのだ」
――ジョージ・バーナード・ショー(1856年7月26日生まれ・獅子座)
今週は週の前半と後半では雰囲気が大きく変わります。週の前半は柔らかで、週の後半はパワフルになりそうです。
18日、太陽と知性やコミュニケーションを司る水星が蟹座エリアにあり、空想力や融解力を司る海王星と調和的に繋がり、夢見るような空気に包まれます。
また、愛と喜びを司る金星も蟹座エリアを運行し始め、情緒豊かな交流や、心を満たす行動をしたくなりそうです。
19日、水星は獅子座エリアに移動し、対話や交渉の場面で堂々と振る舞えるかもしれません。また、牡羊座エリアの成長拡大を司る木星と、獅子座エリアの水星が仲良くタッグを組むことで、勢いのあるスローガンなどが打ち出されそうです。
20日、太陽は蟹座エリアにあり、運命的な力を司る冥王星と真向かいでぶつかり合う位置になります。大きな単位では国家や民族において、小さな単位では会社組織や家族において、変化が促されるかもしれません。
集団の内側に新しく異質なものが取り入れられ、旧態依然とした生き方をしたい人にとっては激震がやってくるかもしれません。
所属するグループの方向転換ができそう。新しいものにも関心が強まりそうです。古いものとの離別をして、波乱含みのスタートを切る人もいそうです。
23日に太陽は獅子座エリアを運行し始めます。太陽にとって獅子座エリアはホームグラウンドであり、その力を最大限に発揮できるシーズンが始まります(7月23日〜8月23日)。
固定宮で火のエレメントの獅子座のキーワードは、世界を照らす創造的なエネルギー、王の威厳や野心、獅子の勇気、分かち合いを好むリーダー、演劇的な要素、血湧き肉躍る祭りなどです。
太陽が獅子座エリアを運行している期間は、世の中に溢れる空気が、エネルギッシュに変わっていきます。社会的なリーダーたちの動向に、ひときわ熱い視線が注がれそうです。
獅子座の星模様
善い王様として
20日の蟹座エリアの太陽と、山羊座エリアにある冥王星とがぶつかり合う影響は、大きな固定観念の岩を砕くような雷のような存在かもしれません。
自分が無意識に強く持っていた感覚をひっくり返すことができれば、世界の見え方は大きく変わります。世界とは、自分のものの見方そのものだからです。
19日に水星、23日に太陽が自身のエリア(獅子座)を運行し始めます。
蟹座エリアに太陽や水星が運行していた期間は、自分のコンプレックスや弱さと直面しやすく、この1カ月ほどくすぶっていたかもしれません。
今週後半は、自己否定感や、理由のない不足感から解放され、伸びやかな気持ちになれそうです。
成長拡大を司る木星と水星が調和的な繋がりになり、迷いの森から抜けた英雄のような気分です。晴れ晴れとした視界が広がります。主役の1カ月の始まりです。
天の高い位置に、改革や刷新を司る天王星と、意欲やバイタリティを司る火星がいることで、周囲からの期待が集まり、困りごとを何とかしてほしいと懇願されるような場面があるかもしれません。
頼まれたことに全力で応えようとすることが、獅子座の内側にある“王者のパワー”を奮い立たせます。「問題=倒すべきドラゴン」とイメージするといいかもしれません。
自分の才能を使って問題解決に挑むときは、心の中に「善い王様」を宿して戦いましょう。
〈ロレックス〉が〈ナショナル ジオグラフィック〉と進める、グローバルな環境保護プロジェクト