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6月27日〜7月3日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の天秤座(9/23~10/23生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「民衆とは、無知ではあるけれども真実を見抜く能力はもっているのだ」
――『政略論』ニッコロ・マキャヴェッリ

新月は、年に12回ある「新しいスタート」「仕切り直し」「リセット」のチャンスです。

各星座ごとに新月のテーマが変わりますが、今回共通するテーマは「直感と理性の良いとこどり」です。

宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて“願掛け(アファメーション)”をすることで、半年後の蟹座満月のときにその宣誓が現実になっているかもしれません。

今週29日に蟹座エリアで新月が起こります。

この新月に対し、牡羊座エリアを運行している木星(成長拡大)が激しくぶつかっています。

人間の内側の荒ぶる野性に、良識の服を着せるような、トレーニングをする作用が生まれます。どんなふうに服を着せるかは、誰か理想的なお手本となる人を見つけて真似るといいでしょう。

野性や直感を抑えるのではなく、その生き生きとした生命力を保ちながらも、社会の良識やルールから逸脱しないようなイメージ。

そして、多くの人と理念を共有して練り歩き、広く世の中に働きかけるような場面です。社会の中で、自分がどのチームに所属したいのかを意識するような流れがあります。

誰を“手本”とするのかがポイントになりそうです。

また、今週は全体を通して、「世代的な事象」「社会全体を揺るがすもの」を司る冥王星と、意欲やバイタリティを司る火星がぶつかり合う配置が続きます。

この位置(山羊座28度)の冥王星は、新しい時代の兆しを見てきた人に似ています。

これが、今までとは違うアプローチによって社会や個人に大きな変化を促していきそうです。

それを受けて、火星(牡羊座26度)は、ありとあらゆる方法を手当たり次第に試すような活発さを発揮していきます。

社会的立場の逆転が生まれる“革命的な動乱”の要素もある配置なので、大きな事件や事故の勃発もあるかもしれません。

天秤座の星模様

変化を恐れずに

新月は天秤座にとって「キャリア」や「公的な場面」「社会参画」を意味する場所で起こります。

蟹座エリアの新月とぶつかり合う位置に木星が運行していることにより、パワフルな誰かと巡り合うようなイメージがあります。

仕事の場面では、リニューアルや再スタートに役立つような、画期的な方法を思いつくかもしれません。

転職活動をしている人であれば、このタイミングで改めて直感と理性の両方のバランスを大切にして動いてみると良い展開があるかも。

今週は、天秤座と同じ「活動宮」に属する星座に天体がいくつも運行し、その影響を強く受けそうです。

新月と木星の配置もそうですが、冥王星と火星の影響も強く表れそうです。

それによる大きな変化が、仕事やプライベートの場面でも、パートナーなど近しい人との関係性においても表れそうです。また、自分個人の内的な部分にも新しい展開が起こるかもしれません。

もしかすると、変化のきっかけは「もうこんなことやってられない」というネガティブなものかもしれませんが、そんな始まりでもそこから繋がる未来が良くなるように、明るい気持ちでいきましょう。

もし悩みを自分一人で解決するのが難しいときには、知性やコミュニケーションを司る水星が助けてくれそうな位置にいます。冷静で、物事を俯瞰的に見ることのできる人に相談してみましょう。

新月アファメーションは、「仕事運UP」「社会(仕事)と改革的な関わり」について天に宣誓すると良いでしょう。例えば、「楽しく仕事ができます」「成長を見込める会社に転職しました」などです。

舞台から挨拶をするゲストたち

是枝裕和監督が指南。〈シャネル〉主催のフィルムメーカーサポートプロジェクト、観覧レポート

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