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6月27日〜7月3日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「民衆とは、無知ではあるけれども真実を見抜く能力はもっているのだ」
――『政略論』ニッコロ・マキャヴェッリ

新月は、年に12回ある「新しいスタート」「仕切り直し」「リセット」のチャンスです。

各星座ごとに新月のテーマが変わりますが、今回共通するテーマは「直感と理性の良いとこどり」です。

宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて“願掛け(アファメーション)”をすることで、半年後の蟹座満月のときにその宣誓が現実になっているかもしれません。

今週29日に蟹座エリアで新月が起こります。

この新月に対し、牡羊座エリアを運行している木星(成長拡大)が激しくぶつかっています。

人間の内側の荒ぶる野性に、良識の服を着せるような、トレーニングをする作用が生まれます。どんなふうに服を着せるかは、誰か理想的なお手本となる人を見つけて真似るといいでしょう。

野性や直感を抑えるのではなく、その生き生きとした生命力を保ちながらも、社会の良識やルールから逸脱しないようなイメージ。

そして、多くの人と理念を共有して練り歩き、広く世の中に働きかけるような場面です。社会の中で、自分がどのチームに所属したいのかを意識するような流れがあります。

誰を“手本”とするのかがポイントになりそうです。

また、今週は全体を通して、「世代的な事象」「社会全体を揺るがすもの」を司る冥王星と、意欲やバイタリティを司る火星がぶつかり合う配置が続きます。

この位置(山羊座28度)の冥王星は、新しい時代の兆しを見てきた人に似ています。

これが、今までとは違うアプローチによって社会や個人に大きな変化を促していきそうです。

それを受けて、火星(牡羊座26度)は、ありとあらゆる方法を手当たり次第に試すような活発さを発揮していきます。

社会的立場の逆転が生まれる“革命的な動乱”の要素もある配置なので、大きな事件や事故の勃発もあるかもしれません。

水瓶座の星模様

良い生徒

新月は水瓶座にとって「奉仕的労働」と「自己ケア」「他者適応」を意味する場所で起こります。

手際よく業務をこなす人を模倣し、自己流をやめることで、働きやすくできそうです。かなり情熱的な指導者にビシバシされる可能性も。

自分から進んで習っていくとよさそうです。素直な生徒、というイメージでいると良い運気にも恵まれるかも。

冥王星と火星の影響も同じように、学んだり、指導を受けたりする場面に表れるかもしれません。

働き方に関する価値観のバージョンアップができそう。コミュニケーションの幅を広げられるタイミングでもあります。

また、知性やコミュニケーションを司る水星と愛と喜びを司る金星の影響で、遊び運が上がっています。

遊びの連絡があちこちから入ってくるでしょう。恋愛運も良くなるので、恋人が欲しい人はこの週に積極的に活動するとよさそうです。

新月アファメーションは、「健康」「環境に対する願い」について天に宣誓すると良いでしょう。例えば、「ルーティンワークがうまく回っています」「健康診断で良い結果になりました」などです。

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