今週の空模様
今週30日には双子座エリアで新月が起こります。
新月は、年に12回ある「新しいスタート」「仕切り直し」「リセット」のチャンスです。
各星座ごとに新月のテーマが変わりますが、今回共通するテーマは「呪いを解く」になります。
宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の双子座満月のときにその宣誓が現実になっているという“願掛け(アファメーション)”(おまじない)があります。
小さな日常の中で「これは当たり前」と思っていた価値観を見直すタイミング。現実の厳しさを見据えながら、不可能を可能にするためにチャレンジすること。
特に「働き方」「雇用関係」「他者をケアする場面」などにおいて、常態的な犠牲をなくしていくには良いきっかけにできそうな新月。今までの環境や、それに付随する価値観から解放されるチャンスにできそう。
注意深く、知性と直観の両方をバランス良く持ちつつ、自分自身の細微な反応を大切にしましょう。「これで本当にいいのか?」と、本心に問いかけること。
迎合や嘘、誤魔化しを避けること。それによって、自分の生き方の純化が進み、方向性が違う存在とは離別していきます。
この新月には牡羊座エリアを運行する火星(意欲・勇気)と木星(成長・拡大)がゆるくリンクし、このタイミングでは価値観の転換をアグレッシブに応援してくれそう。
今までうすうす分かっていたことが明確になり、「ああそうなのか、じゃあ、こうしよう」という決断の後押しが得られるでしょう。
3日には、情報やコミュニケーションを司る水星が逆行から順行に戻ります。
取りこぼしていたものを拾い上げ、再確認し、それから前に進んでいきます。水星逆行が始まった5月10日よりも見通しが良くなっているでしょう。
また、水星と冥王星が調和的に繋がります。冥王星は社会の事柄とリンクする天体と言われ、運命や世相を映し出すような存在です(小さな人間が抗うことのできない、大きな運命=冥王星)。
現実(今)を踏まえてどんな未来がくるのかを直観する力が、水星(知性)に注がれます。
魚座の星模様
血よりも愛で繋がりたい
新月は、「家庭や家族」「自室や居場所」などを意味する場所で起こります。
新月が起こる双子座と魚座は同じ柔軟宮であり、強く影響し合う関係にあります。
家族や仲間を通じて自己を振り返り、絆について深く考え、自分自身が進んでいきたい方向について問い直すタイミング。
そこにあるものをあるがままに受け止めることができるのが魚座の性質ですが、この新月のタイミングでは、自分の意思をもって選択していくことが重要なテーマとなります。
惰性だけで誰かと繋がっているのであれば、居心地が悪くなり、改善したり、自然と離れていきたくなったりするかもしれません。
「コミュニケーション」「身近な場所での学習」や「気軽な交流」「ワークショップ」などを意味する場所を、3天体(水星、金星、天王星)が運行しています。知的探求心をもって外に出かけるのはとても良さそう。
また、3日に順行に戻った水星と、山羊座エリア(「人脈運」や「抜擢運」を意味する場所)を運行する冥王星が調和的に繋がることから、良い対人運に恵まれそうです。特に年上の人がキーパーソンになりそう。
新月アファメーションのテーマは、「地に足をつけること」「心地よい居場所」について天に宣誓すると良いでしょう。例えば、「長く住みたい土地に引っ越しました」「居心地の良い家になりました」などです。
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