今週の空模様
今週は10日に水星が逆行を始めます。(この逆行は双子座エリアから牡牛座エリアまで遡り、6月3日まで続きます。)
水星が司るものは「通信」や「伝達」「コミュニケーション」など。水星逆行でよく起きると言われているのが「メールミス」「伝達ミス」「交通機関の乱れ」「家電製品の不具合」など。
大きな不調には繋がりにくいですが、この期間は余裕を多めに持っておくのが良いでしょう。
悪い出来事だけではなく、懐かしい人との再会なども水星逆行期間には起きやすいです。
11日には「成長や拡大」を司る木星がホームグラウンドである魚座から離れ、牡羊座エリアを運行し始めます。
木星が海王星を離れたことにより、混乱は収まるように見えるかもしれません。
牡羊座の性質である「物事をストレートに進める」炎のパワーが高まり、YESはYESだし、NOはNO!ときっぱりとした空気が表れそうです。湿っぽさを打ち払っていきます。
ただし、「愛と美」を司る金星(シリアスなことには向かない)と木星が同じ牡羊座エリアを運行する作用は、まるでタロットカードの「愚者」のような楽観的で向こう見ずな、危うさを感じさせる配置にもなります。
シンプルであることと、短慮であることは違うと、しっかり考えて動きましょう。
獅子座の星模様
遠いどこかへ
幸運をもたらすと言われる金星と、成長拡大をもたらす木星が、牡羊座エリアを運行し始めます。
獅子座と牡羊座は同じ「火のエレメント」であり、調和して響き合う関係性です。獅子座の内側にある焚き火に、牡羊座の焚き火(薪)がプラスされて、ますます燃え盛るようなイメージです。
また、この場所は「遠方への旅行(どこか遠く)」「高い精神性や専門的な学び」を意味する場所です。
実際の旅行でも、本を読む行為でも、“ここではないどこか”へ無性に行きたくなる衝動が溢れてきそうです。楽しく学べるタイミングでもあります。
水星逆行は双子座エリアで起こり、「人脈運」や「抜擢運」に影響が出ます。
人と会う約束の日程が変更になったり、情報の行き違いが起きたり、「聞いていたことと違う」という現象が起きやすいかもしれません。
予定の確認をいつも以上にし、口約束ではなく、テキストが残る形式のやり取りをしておきましょう。
嬉しい作用としては、懐かしい誰かから連絡がくるかもしれません。
責任と試練の天体土星が「パートナーシップを結ぶ」「公式な契約を交わす」ような場所を運行していることと、水星逆行が相まって、パートナーや契約相手から「過去にあった問題」について問われることなどがあるかもしれません。
掛け違えたボタンがあるならばエンパシーをもって直していきましょう。
妄想書店。私が本屋を始めるなら。Vol.1:ミュージシャン・曽我部恵一