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4月18日〜4月24日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は20日に太陽が牡牛座に移動します。太陽が司るのはその時期の「メインテーマ」です。

占星術では牡羊座がトップバッター、スタートのサイン(星座)で、牡牛座は2番目のサイン(星座)となります。

四元素(地水火風)のうち、牡牛座は「地のエレメント」で、現実的な感性を持ち、支配星(守護星)は愛と喜びを司る金星です。

大地の豊穣さや物質的な恵み、五感的な美、肉体そのものや、身体性を伴った芸術(歌唱や舞踏)などはいずれも牡牛座のエッセンスとなります。俗世的な物欲も、牡牛座の世界に含まれます。

牡牛座エリアには、知性やコミュニケーションを司る水星、改革やイノベーションを司る天王星も運行しており、様々な場面で牡牛座的なテーマが浮き上がってくる1カ月の始まりです。

愛と喜びを司る金星、意欲やバイタリティを司る火星、成長と拡大を司る木星、夢やスピリチュアルを司る海王星の4天体が魚座エリアを運行しています。

4月30日に水星が双子座に移動するまでは、「地エレメント」と「水エレメント」を中心とした天体配置が続きます。

地と水は「受動性」や「女性性」と言い換えられます。世界を包む空気が、たおやかでやわらかな、愛や豊かさを感じさせるものになりそうです。体を癒やし、ケアするテーマが増えるかもしれません。

「地と水」エレメントが多いこのタイミングでは、「火と風」エレメントのチーム(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)の持つ「能動性」「男性性」の勢いが少し収まり、諍いの火花が静かになるイメージです。

蠍座の星模様

柔らかく、真剣に

太陽が「パートナーシップ」を結んだり、「公式な契約を交わす」ような場所に入り、水星、天王星も同じ場所を運行します。

また、この場所は正面に向かい合うライバルがいるようなイメージもあります。

蠍座は、牡牛座と水瓶座と同じ「固定宮」というチームに分類されています。今週牡牛座には太陽が、水瓶座には試練や責任を司る土星が運行しています。

同じ固定宮の天体は、互いに刺激的に(殴り合いのように)関わります。そのため、今週は侍同士のつばぜり合いのような緊張感がじんわりと漂ってくるのです。

真面目さ、真剣さを、他者との関わりや、所属するチーム内で求められるような雰囲気です。新しくチームメンバーが入ることによる調整などがあるかもしれません。

先週に引き続き「創造性」や「恋愛」や楽しいアクティビティ全般といった、遊びや喜びを意味する場所を、金星、火星、木星、海王星が運行しています。

陶酔し、没頭できる遊び、とろけるような恋愛、追いかけたくなる何か、心躍る遊びを取り入れることによって、太陽との配置による緊張感を緩和することができそうです。

上記の固定宮のこわばりを、柔軟宮の魚座のパワーが「お茶でも飲みませんか」と提案しているような関わり方です。

深呼吸し、肩をほぐして、少し柔らかく、遊び心を持って(それでも真摯に)対応をしていくと良いでしょう。

漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語

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