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4月18日〜4月24日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は20日に太陽が牡牛座に移動します。太陽が司るのはその時期の「メインテーマ」です。

占星術では牡羊座がトップバッター、スタートのサイン(星座)で、牡牛座は2番目のサイン(星座)となります。

四元素(地水火風)のうち、牡牛座は「地のエレメント」で、現実的な感性を持ち、支配星(守護星)は愛と喜びを司る金星です。

大地の豊穣さや物質的な恵み、五感的な美、肉体そのものや、身体性を伴った芸術(歌唱や舞踏)などはいずれも牡牛座のエッセンスとなります。俗世的な物欲も、牡牛座の世界に含まれます。

牡牛座エリアには、知性やコミュニケーションを司る水星、改革やイノベーションを司る天王星も運行しており、様々な場面で牡牛座的なテーマが浮き上がってくる1カ月の始まりです。

愛と喜びを司る金星、意欲やバイタリティを司る火星、成長と拡大を司る木星、夢やスピリチュアルを司る海王星の4天体が魚座エリアを運行しています。

4月30日に水星が双子座に移動するまでは、「地エレメント」と「水エレメント」を中心とした天体配置が続きます。

地と水は「受動性」や「女性性」と言い換えられます。世界を包む空気が、たおやかでやわらかな、愛や豊かさを感じさせるものになりそうです。体を癒やし、ケアするテーマが増えるかもしれません。

「地と水」エレメントが多いこのタイミングでは、「火と風」エレメントのチーム(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)の持つ「能動性」「男性性」の勢いが少し収まり、諍いの火花が静かになるイメージです。

射手座の星模様

自然体でいるには

太陽が「奉仕的労働」と「自己ケア」を意味する場所に入り、水星、天王星も同じ場所を運行します。

誰かのために働くことが多くなりそうなタイミングです。水星の持つ小回りの利くパワーと、天王星の持つ改革力によって、新しいアイデアや手法でテキパキと対処していくことができそう。

今週太陽が運行する牡牛座のエッセンスは、射手座のエッセンスとはかけ離れています。

射手座は男性性や能動性を司り、柔軟宮に所属し、火のエレメント。外向きなパワー、冒険的、遠くどこまでも走っていくようなイメージです。

一方牡牛座は、女性性や受動性を司り、固定宮に所属し、地のエレメント。内向きなパワー、保守的、大地に根付いてじっくりその場に留まるイメージです。

まったく共通項のないサイン(星座)。だからこそ、相手の性質を意図的に学ぼうとすると、より自己のプラスとなるのです。

牡牛座の安定性や持続力、粘り強さ、スローペースで地面をならしていくロードローラーのような強さは、見習っていきたい要素です。

先週に引き続き「家庭や家族」「自室や居場所」などを意味する場所を、金星、火星、木星、海王星が運行しています。

家族や身近な人の意見や思いに刺激を受けて自分も変わっていくタイミングかもしれません。

どんな生き方をするのか、テーマを決めることで、住む場所や関わる人も変わってきます。

よく考えると、自分を縛りつけているものが自分の内側にある観念でしかなかったと気がついて、まっさらな気持ちになれたりするかもしれません。

自然体でいられる環境について深く考えてみましょう。

舞台から挨拶をするゲストたち

是枝裕和監督が指南。〈シャネル〉主催のフィルムメーカーサポートプロジェクト、観覧レポート

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