今週の空模様
今週は20日に太陽が牡牛座に移動します。太陽が司るのはその時期の「メインテーマ」です。
占星術では牡羊座がトップバッター、スタートのサイン(星座)で、牡牛座は2番目のサイン(星座)となります。
四元素(地水火風)のうち、牡牛座は「地のエレメント」で、現実的な感性を持ち、支配星(守護星)は愛と喜びを司る金星です。
大地の豊穣さや物質的な恵み、五感的な美、肉体そのものや、身体性を伴った芸術(歌唱や舞踏)などはいずれも牡牛座のエッセンスとなります。俗世的な物欲も、牡牛座の世界に含まれます。
牡牛座エリアには、知性やコミュニケーションを司る水星、改革やイノベーションを司る天王星も運行しており、様々な場面で牡牛座的なテーマが浮き上がってくる1カ月の始まりです。
愛と喜びを司る金星、意欲やバイタリティを司る火星、成長と拡大を司る木星、夢やスピリチュアルを司る海王星の4天体が魚座エリアを運行しています。
4月30日に水星が双子座に移動するまでは、「地エレメント」と「水エレメント」を中心とした天体配置が続きます。
地と水は「受動性」や「女性性」と言い換えられます。世界を包む空気が、たおやかでやわらかな、愛や豊かさを感じさせるものになりそうです。体を癒やし、ケアするテーマが増えるかもしれません。
「地と水」エレメントが多いこのタイミングでは、「火と風」エレメントのチーム(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)の持つ「能動性」「男性性」の勢いが少し収まり、諍いの火花が静かになるイメージです。
水瓶座の星模様
循環してこそ
太陽が「家庭や家族」「自室や居場所」などを意味する場所に入り、水星、天王星も同じ場所を運行します。
水瓶座の人は、水瓶座エリアを運行している土星の影響により、2021〜2022年で自分の居場所(住まいや家族形態、所属する場所)が変わった人も多いかもしれません。
今週は、変わった人はさらにその場で進化をするような運気が流れ始めます。
特に居場所に変わりはないという人も、変化の後押しになるようなエネルギーがやってきそうです。
「自分は変えたくない」という人も、「ちょっと変えた方がいいのではないか?」という思いがよぎりそうです。
先週に引き続き「生まれたときから持っている財産」や「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所を、金星、火星、木星、海王星が運行しています。
お金の生み出し方、働き方について選択の幅が広がり、一般的な社会のやり方や、セオリーを超越していくような強い運気に恵まれます。
直感で思いついたことを実行してみたり、あるいは循環型社会を意識した働き方をすると不思議と良いことが起きていきそうです。
窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓