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4月4日〜4月10日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「自然の崇高さや、人間性の尊厳と創造性の愚かで謙虚な基盤を思い出させる声に耳を傾けることが求められている」
――トマス・ムーア『ヨブ記』序文より

今週の天体配置の特徴として、まるで「3組のデュエット」が銘々のステージで歌っているような雰囲気があります。

まず「牡羊座エリアにいる太陽と水星」、次に「水瓶座エリアにいる土星と火星」、それから「魚座エリアにいる木星と海王星」です。

牡羊座エリアを運行する太陽(シーズンのメインテーマを表す)と水星(知性や思考)の重なり合う響きは、理想を現実にするために肉体性を伴う直観力で葛藤を乗り越え、粘り強く新しい物語を探求していく力となります。

水瓶座エリアでは土星(試練と責任)と火星(意欲や切り開く力)が重なって運行し、慢性的な問題にメスを入れるような強い力を呼び起こします。論理的に可能で現実的なところから手をつけることになるでしょう。

魚座エリアの木星(成長や拡大)と海王星(夢やスピリチュアル)は、先週に引き続き重なり合い、スピリチュアルな力で、世界中の人々とサステイナブルな夢を共有し、溶け合っていく歌を奏でているイメージです。

また、6日には金星(愛と豊かさ)が魚座エリアを運行し始めます。

占星術では、基本10天体とそれぞれの天体が運行するサイン(星座)とは、組み合わせにより特徴的な関係になることがあります。

そのひとつに「高揚」という関係性があり、ある天体があるサイン(星座)を運行すると、その天体の働きが強まるのです。

そして、金星にとっては魚座が「高揚」のサイン(星座)。今週金星は魚座に入ることで活力を増し、人々を陶酔させたり、(過剰に)きらきらと美しい夢を振りまきながら力を広げていきます。

美しい物語に癒やされる半面、プロパガンダされることもあるかもしれません。現実と理想とが錯綜する中で、「今現在を見つつ、理想や未来について、それぞれの感性で考えていく」1週間になりそうです。

水瓶座の星模様

夢を「試運転」する

牡羊座エリアの太陽と水星は、「身近な場所での学習」や「気軽な交流」「ワークショップ」などを意味する場所を重なり合い運行します。

プリミティブな手工芸を習うような雰囲気があります。実際に手元を見ながら教わることがとても似合うタイミングです。体を動かすような習い事も良さそうです。

土星+火星の重なり合う力は、「自分自身」を表す水瓶座エリアを運行しています。

「責任(土星)とアドレナリン(火星)」が必要になる場面、すなわち勝負のタイミングかもしれません。

戦わねばならないテーマが何かあるのであれば、覚悟を決めて徹底的に戦う場面にも見えます(勝率は良さそう)。

ストレス、プレッシャーを感じる週になるかもしれません。なるべく深呼吸して、冷静でいられるようにしましょう。

魚座エリアでは木星と海王星が重なり合い、追って金星も2天体と同じ「生まれたときから持っていた財産」や、「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所を運行していきます。

先週に引き続き、「神様から任された仕事」や「不思議な縁で生まれた商売」と関わるかもしれません。

なおかつそこに、愛と喜び、棚ぼた的な金運も司る金星が入ることから、ますます、それが豊かになるために輝く道に見えてくるかもしれません。

もし、今までの仕事とかけ離れていることや、想像もしなかったことで豊かになる方法が見えたなら、実現させるために「試運転」してみるのも良いでしょう。

舞台から挨拶をするゲストたち

是枝裕和監督が指南。〈シャネル〉主催のフィルムメーカーサポートプロジェクト、観覧レポート

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