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2月21日〜2月27日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22~7/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、先週に引き続き、太陽と、成長や拡大を司る木星、融解性とスピリチュアリティを司る海王星が魚座を運行し、あらゆる価値観の境界線を溶かして見直しをうながすようなスピリチュアリティ溢れるパワーが広がっています。

魚座のエッセンスである「生命の原型として、魂の在り方を問う」ことをテーマにするタイミングでもあります。

また、木星と太陽は、改革や改善を司る天王星と良い配置になり、医療・農業・食品などの分野で目覚ましい進歩があるかもしれません。

社会的土台や責任を司る土星に、知性や情報を司る水星が接近し、重なっていきます。

社会の公平さとは何かを明らかにする働きがあり、ためこまれていた情報が解放されるかも。

運命的な力を司る冥王星の今週のテーマは、極限状態を抜けた後に新世界を発見したり、「この世にはこのルールしかない」と思い込んでいたものを打ちこわして他の座標があると知ったりすることです。

より良く生きるためには、現実を大切にしつつ、スピリチュアルなものも活かし、凝り固まった常識を超えて現状打破することが望ましい雰囲気です。

占星術の概念において、太陽は「表層意識」「意図的に行うこと」「公的なもの」「能動」を、月は「無意識」「思考を必要としない日々の営み」「私的なもの」「受動」の意味を持っています。本能的でプリミティブな霊的感応を司るのも月です。

現代社会では太陽が表す側面が重視されがちですが、今週を含む、太陽が魚座エリアを運行する3月中旬までのタームでは、月的なエッセンスを意識し、自然のサイクルを感じたり、神話的なものに触れるのをおすすめします。

蟹座の星模様

パズルの組み立て

先週に引き続き、太陽+木星+海王星が宗教や哲学、高い精神性や専門的な学びを意味する場所を運行し、心が「ここではない遠いどこか」に憧れるような週。

ロマンティックな海外の映画を見たり、小説を読んだりすることで、良い刺激を受けます。

様々なコンテンツを浴びるように鑑賞する中で、自分の価値観や哲学を洗い出すこともできそうです。

成長や拡大を司る木星と太陽が、改革や改善を司る天王星と良い配置になります。誰かおすすめの作品を見ることで、新しい発見や価値観の転換ができるかもしれません。

他者と深く関わり自分がどんどん変わっていくことを意味する場所に、責任と社会性を司る土星と、コミュニケーションを司る水星が運行します。

今いる環境や人間関係と照らし合わせながら、自分の考え方や物事の捉え方を再構築するタイミング。

どんな方法で対処するのが良いのか迷っても、自分で選んで、勇気を持って飛び込むことがテーマとなります。

試行錯誤しながらパズルを組み立てて、違和感を感じたら崩してまた組み直すような作業に似ています。誰かの秘密に触れることがあるかもしれません。

月の運行は、愛について深く考察するのに適しているターム。とくに、家族やパートナーのことを思いやるために心を使うと良さそうです。

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