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2月14日〜2月20日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は19日に太陽の運行は水瓶座から魚座に移ります。

占星術において太陽とは、世界においては「生命の源泉」であり、個人においては「人生を創造する力」「生命力」「自分の内側から湧いてくる意欲」とされています。

太陽が1年の周期で12の星座を一巡りし、約1カ月ごと、星座から星座へ移動するたびに世界に広がるムードやテーマが切り替わっていきます。

牡羊座からスタートする12星座のうち、12番目の魚座のキーワードは「目に見えないものの世界」「自我の溶解」「境界線を溶かす」「魂のレベルでの回復」などがあります。これらの性質が含まれている地上のものとして、お酒や芸術、芸能などが挙げられます。

そして、魚座のあとに控えた「1番目の牡羊座」で、また純粋な命の炎として地上に生まれ落ちるための、魂の禊期間とも言えます。

今週2月19日から約1カ月間、これらのテーマが浮上してくるのです。

さらに魚座エリアには魚座の守護星(支配星)の木星(成長や拡大を司る)と海王星(融解性やスピリチュアリティを司る)が運行しています。木星も海王星も魚座をホームグラウンドとする天体です。ホームグラウンドにいる天体はその性質を伸びやかに発揮すると考えられています。

魚座的なとろける要素×海王星的なとろける力× 木星の拡大力によって、とてもメルティさが強調されることになります。

この3天体が揃うのは、およそ150〜165年に1回であり、貴重な配置です。

知性やコミュニケーションを司る水星が水瓶座を再び運行し、問題に対して具体的にどのような作戦を立てたらいいのか、良いアイデアがひらめきそうです。

17日は獅子座エリアで満月が起こります。

昨年8月の獅子座新月のテーマ「非日常を日常として受け入れていく」が熟成し、今週の満月では、そうして生まれた「日常」で「日々の細やかな事柄に注目し、つらさの中にも気楽さや喜びを見つけていく」ということがテーマになってくるかもしれません。

双子座の星模様

しなやかに発信

先週に引き続き、「自分は全体の一部である」という安心感に包まれていそうです。

今週は15日に知性や情報を司る水星が水瓶座エリアを運行し、責任と慎重さを司る土星も同じエリアを運行しています。

この配置により、専門性を高めるために学ぶことに脳がシフトアップしていきます。手堅く学び、がっちり身につけていきましょう。

17日の満月は、双子座の人にとって、コミュニケーションを司る場所で起こります。

昨年の8月頃から、人と会話をするテクニックや距離感などについて、試行錯誤していたり思い悩んでいたりしたことがあれば、このタイミングで、自分なりの良い落としどころを見つけることができそうです。

日常の中で、小さくても嬉しいことや感謝を言葉にすると良いでしょう。

19日、太陽はキャリアや社会活動の場所に移動し、さらに仕事が忙しくなりそう。この多忙さは太陽が魚座エリアを運行する約1カ月間続くでしょう。

双子座と魚座は同じ「柔軟宮」というグループに属し、強く影響し合う関係性です。

双子座のパワーは伝達や情報、魚座のパワーは融解や越境力と魂の回復であり、これらのエッセンスを混ぜたメッセージをしなやかに社会へと発信していくことが、この魚座エリアに太陽が運行するタームの重要なテーマとなります。

うっかりしていると混沌としてしまい、何をどこまでやったのかわからなくなってしまうかもしれません。

そうならないためにも仕事に込める意義、哲学を深く見つめ、自分にとって何を大切にして働きたいのか、何を世界に伝えたいのかを考えると良いでしょう。

剛力彩芽

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