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2月14日〜2月20日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22~1/19生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は19日に太陽の運行は水瓶座から魚座に移ります。

占星術において太陽とは、世界においては「生命の源泉」であり、個人においては「人生を創造する力」「生命力」「自分の内側から湧いてくる意欲」とされています。

太陽が1年の周期で12の星座を一巡りし、約1カ月ごと、星座から星座へ移動するたびに世界に広がるムードやテーマが切り替わっていきます。

牡羊座からスタートする12星座のうち、12番目の魚座のキーワードは「目に見えないものの世界」「自我の溶解」「境界線を溶かす」「魂のレベルでの回復」などがあります。これらの性質が含まれている地上のものとして、お酒や芸術、芸能などが挙げられます。

そして、魚座のあとに控えた「1番目の牡羊座」で、また純粋な命の炎として地上に生まれ落ちるための、魂の禊期間とも言えます。

今週2月19日から約1カ月間、これらのテーマが浮上してくるのです。

さらに魚座エリアには魚座の守護星(支配星)の木星(成長や拡大を司る)と海王星(融解性やスピリチュアリティを司る)が運行しています。木星も海王星も魚座をホームグラウンドとする天体です。ホームグラウンドにいる天体はその性質を伸びやかに発揮すると考えられています。

魚座的なとろける要素×海王星的なとろける力× 木星の拡大力によって、とてもメルティさが強調されることになります。

この3天体が揃うのは、およそ150〜165年に1回であり、貴重な配置です。

知性やコミュニケーションを司る水星が水瓶座を再び運行し、問題に対して具体的にどのような作戦を立てたらいいのか、良いアイデアがひらめきそうです。

17日は獅子座エリアで満月が起こります。

昨年8月の獅子座新月のテーマ「非日常を日常として受け入れていく」が熟成し、今週の満月では、そうして生まれた「日常」で「日々の細やかな事柄に注目し、つらさの中にも気楽さや喜びを見つけていく」ということがテーマになってくるかもしれません。

山羊座の星模様

楽しく学ぶ

先週に引き続き、火星と金星は山羊座エリアを運行中。活発で楽しい雰囲気は続いています。

15日に知性や情報を司る水星が「自己財産」を意味する場所へ移動します。商売に役立つ情報を得ることができるかもしれません。

17日の獅子座エリアでの満月は、山羊座の人にとって、深い人間関係を通じて自己変革することを意味する場所で起こります。

心を砕いて深く他者と関わろうとしたときに、人は自ずと変わっていきます。

昨年の8月から、他者との関わりの中で新しいルールや状況に従わなくてはならない場面があったかもしれません。

今週は、否応なく対応せねばならなかったとしても、その中からまるで大海で一粒の真珠を見つけるように、喜びに気づくことができそうなタイミング。小さな「良かった」を探し、感謝してみると良さそうです。

太陽がコミュニケーションや気軽な交流、ワークショップなどを意味する場所を運行し始めると、リラックスした雰囲気の中での「学び」が楽しくなりそうです。

いろいろなものごとを広く横断的に、もしくは包括的に学ぶことができるなら、なお良いでしょう。

一見、無駄に見えるものの中にある豊かさを探してみましょう。

平原颯馬

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