今週の空模様
今週は19日に太陽の運行は水瓶座から魚座に移ります。
占星術において太陽とは、世界においては「生命の源泉」であり、個人においては「人生を創造する力」「生命力」「自分の内側から湧いてくる意欲」とされています。
太陽が1年の周期で12の星座を一巡りし、約1カ月ごと、星座から星座へ移動するたびに世界に広がるムードやテーマが切り替わっていきます。
牡羊座からスタートする12星座のうち、12番目の魚座のキーワードは「目に見えないものの世界」「自我の溶解」「境界線を溶かす」「魂のレベルでの回復」などがあります。これらの性質が含まれている地上のものとして、お酒や芸術、芸能などが挙げられます。
そして、魚座のあとに控えた「1番目の牡羊座」で、また純粋な命の炎として地上に生まれ落ちるための、魂の禊期間とも言えます。
今週2月19日から約1カ月間、これらのテーマが浮上してくるのです。
さらに魚座エリアには魚座の守護星(支配星)の木星(成長や拡大を司る)と海王星(融解性やスピリチュアリティを司る)が運行しています。木星も海王星も魚座をホームグラウンドとする天体です。ホームグラウンドにいる天体はその性質を伸びやかに発揮すると考えられています。
魚座的なとろける要素×海王星的なとろける力× 木星の拡大力によって、とてもメルティさが強調されることになります。
この3天体が揃うのは、およそ150〜165年に1回であり、貴重な配置です。
知性やコミュニケーションを司る水星が水瓶座を再び運行し、問題に対して具体的にどのような作戦を立てたらいいのか、良いアイデアがひらめきそうです。
17日は獅子座エリアで満月が起こります。
昨年8月の獅子座新月のテーマ「非日常を日常として受け入れていく」が熟成し、今週の満月では、そうして生まれた「日常」で「日々の細やかな事柄に注目し、つらさの中にも気楽さや喜びを見つけていく」ということがテーマになってくるかもしれません。
牡羊座の星模様
語り合う喜び
先週に引き続き、仕事運や人脈運の良さが続いています。
さらに、15日に知性やコミュニケーションを司る水星が、サークル活動などを意味する場所を運行し始めます。
その影響により、ディスカッションなど、熱く語り合うことが楽しくなりそうな雰囲気です。
17日の獅子座エリアでの満月は、牡羊座の人にとっては喜びや創造性を司る場所で起こります。
昨年夏から「ニューノーマル」に順応してきたと思いますが、それが楽しさを持って自分のスタイルとして確立するようなタイミングです。
19日に深層心理や目に見えないものを司る場所に太陽が入り、自分や社会に柔らかな薄い膜がかかるような感覚になるかもしれません。
「内観」や「瞑想」で深い意識の海の底にダイブすることがとても良い時期でもあります。
「外側の問題」と思っていたものが「内側の問題」だと気がつくようなこともあるかもしれません。
仕事の時間とプライベートの時間を明確に分けることもおすすめ。心静かに過ごし、一人の空間を大切にしましょう。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」