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2月14日〜2月20日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は19日に太陽の運行は水瓶座から魚座に移ります。

占星術において太陽とは、世界においては「生命の源泉」であり、個人においては「人生を創造する力」「生命力」「自分の内側から湧いてくる意欲」とされています。

太陽が1年の周期で12の星座を一巡りし、約1カ月ごと、星座から星座へ移動するたびに世界に広がるムードやテーマが切り替わっていきます。

牡羊座からスタートする12星座のうち、12番目の魚座のキーワードは「目に見えないものの世界」「自我の溶解」「境界線を溶かす」「魂のレベルでの回復」などがあります。これらの性質が含まれている地上のものとして、お酒や芸術、芸能などが挙げられます。

そして、魚座のあとに控えた「1番目の牡羊座」で、また純粋な命の炎として地上に生まれ落ちるための、魂の禊期間とも言えます。

今週2月19日から約1カ月間、これらのテーマが浮上してくるのです。

さらに魚座エリアには魚座の守護星(支配星)の木星(成長や拡大を司る)と海王星(融解性やスピリチュアリティを司る)が運行しています。木星も海王星も魚座をホームグラウンドとする天体です。ホームグラウンドにいる天体はその性質を伸びやかに発揮すると考えられています。

魚座的なとろける要素×海王星的なとろける力× 木星の拡大力によって、とてもメルティさが強調されることになります。

この3天体が揃うのは、およそ150〜165年に1回であり、貴重な配置です。

知性やコミュニケーションを司る水星が水瓶座を再び運行し、問題に対して具体的にどのような作戦を立てたらいいのか、良いアイデアがひらめきそうです。

17日は獅子座エリアで満月が起こります。

昨年8月の獅子座新月のテーマ「非日常を日常として受け入れていく」が熟成し、今週の満月では、そうして生まれた「日常」で「日々の細やかな事柄に注目し、つらさの中にも気楽さや喜びを見つけていく」ということがテーマになってくるかもしれません。

水瓶座の星模様

根拠なく幸せに

先週に引き続き、心が軽くなっていくタイミング。

15日に知性やコミュニケーションを司る水星が水瓶座エリアを運行し始めます。

しばらく考えすぎて動けなかった状況や、根拠なく「何とかなるだろう」とぼんやり考えていたことがまとまっていきそうです。論理的に思考を整え、実行することがスムーズになり、気分も晴れてくるでしょう。

17日の獅子座エリアでの満月は、パートナーシップを意味する場所で起こります。

昨年の8月からパートナーとの関係性で悩んでいたことがあれば、この満月のタイミングでひとつの回答や結論が出そう。

大きな目標を掲げるよりも、身近で日常的なところに喜びを見出していければ、問題の解決や緊張状態の緩和となりそうです。

結婚や同棲の場面でも、仕事でも、パートナーシップとは「キャッチボール」のようなものです。何を投げて、何が返ってくるのか、それがささやかでも、心地よさとともにあれば良いでしょう。

19日に太陽は水瓶座から隣の魚座に移り、水瓶座にとっては「自己財産」を意味する場所で太陽が運行するタームになります。「自己財産」とは、自分の力量で稼ぐお金のことです。

太陽と成長や拡大を司る木星、夢とロマンを司る海王星がこの場所で共に運行する時期は、アートや芸術、芸能に関することでお金が動くかもしれません。

美しく、ロマンティックで夢のあるものを取り扱うと良さそうです。遊び心も忘れずに。

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