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2月7日〜2月13日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡牛座(4/20~5/20生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、静かで、受動的な雰囲気でありつつ、たくましさも含んでいます。

植物の根は見えなくとも大地にしっかりと伸びてゆき、新芽が硬い表皮の内側で準備を始めている姿に似ています。

10天体が順行し物事がスムーズに進むタイミング。堅実さや手応えをそれぞれの星座が感じる週になりそうです。

7日の朝に牡羊座から牡牛座に月が移ります。今週、それ以降はどの天体も「火のエレメント」を通過しない星回りとなってきます。

今週から3月終わり頃までの空模様は、日々の月の運行を除いて、「火のエレメント」が不在であることが特徴となっています。

占星術の概念として、12の星座(サイン)には4つの「エレメント」というグループがあります。

「火のエレメント」(牡羊座・獅子座・射手座)は情熱や意欲、自立性、分離する力やアグレッシブさという動的な性質を持っています。

「地のエレメント」(牡牛座・乙女座・山羊座)は現実性や堅実性、地上の出来事のルールや常識を重んじる性質があるとされ、物事を整えたり管理する力となります。

「水のエレメント」(蟹座・蠍座・魚座)は感情や情動、共感性や情緒を持って他者と繋がっていこうとする性質。

「風(大気)のエレメント」(双子座・天秤座・水瓶座)は知性や論理、思考や言語によってコミュニケーションを図る性質。

「火のエレメント」不在期間は、メラメラと燃えるような熱意に煽られるような能動性よりも、じっくりと静かで受動的で、着実なイメージです。

天体の運行におけるイベントは、それぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

牡牛座の星模様

遠くへ行きたい

今週は、先週までの努力がベースとなってスムーズに物事が進んで行く週になりそうです。

仕事を司るハウスには、太陽と責任と誠実さを司る土星がいます。

社会的な責務がプレッシャーになりやすい配置ですが、月の運行も良い配置となり、乗り越えていける手応えもありそうです。自分にご褒美をあげながら頑張るときです。

牡牛座エリアを運行している、改革やひらめきを司る天王星と、成長拡大を司る木星、意欲やバイタリティを司る火星とが調和的に繋がり、他者からの助け船に乗れそうなイメージです。

旅先で出会った人から、棚から牡丹餅的に幸運やアイデア、ひらめきなどを授かるような配置。

火星が位置している、遠方へ旅行を意味するハウスには、情報や知的好奇心を司る水星、愛と喜びを司る金星、運の強さを司る冥王星の4天体が運行中なので、状況が許すようであれば、旅行はおすすめ。

学びを深める旅であったり、巡礼の旅ならさらに吉です。実際に旅行するのが難しい時は、異国情緒溢れる作品に触れたり、外国語や文化を学んだりするのが良いでしょう。

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