今週の空模様
今週は、静かで、受動的な雰囲気でありつつ、たくましさも含んでいます。
植物の根は見えなくとも大地にしっかりと伸びていき、新芽が硬い表皮の内側で準備を始めている姿に似ています。
10天体が順行し物事がスムーズに進むタイミング。堅実さや手応えをそれぞれの星座が感じる週になりそうです。
7日の朝に牡羊座から牡牛座に月が移ります。今週、それ以降はどの天体も「火のエレメント」を通過しない星回りとなってきます。
今週から3月終わり頃までの空模様は、日々の月の運行を除いて、「火のエレメント」が不在であることが特徴となっています。
占星術の概念として、12の星座(サイン)には4つの「エレメント」というグループがあります。
「火のエレメント」(牡羊座・獅子座・射手座)は情熱や意欲、自立性、分離する力やアグレッシブさという動的な性質を持っています。
「地のエレメント」(牡牛座・乙女座・山羊座)は現実性や堅実性、地上の出来事のルールや常識を重んじる性質があるとされ、物事を整えたり管理する力となります。
「水のエレメント」(蟹座・蠍座・魚座)は感情や情動、共感性や情緒を持って他者と繋がっていこうとする性質。
「風(大気)のエレメント」(双子座・天秤座・水瓶座)は知性や論理、思考や言語によってコミュニケーションを図る性質。
「火のエレメント」の不在期間は、メラメラと燃えるような熱意に煽られるような能動性よりも、じっくりと静かで受動的で、着実なイメージです。
天体の運行におけるイベントは、それぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。
魚座の星模様
直感で選ぶ
魚座ほど形容に幅のある星座(サイン)はないのですが、それは魚座は12星座の並びの中で最後の星座であり、一番最初の牡羊座から魚座の手前の水瓶座まで、11の星座を全て内包しているからなのです。
強くもあり、弱くもあり、優しくもあり、残酷でもある。
自分に無頓着で何も気にしないかと思えば、頑固で自分の決めたことから外れないときもある。
あらゆる要素が混ざり合ったカオスのような存在でもあるので、なろうと思えば何にでもなれるのかもしれません。
今週は順行に戻った水星が運の強さを司る冥王星と重なり、「良い導き手」と魚座生まれの人を結びつけるタイミングとなりそうです。
何本も天から蜘蛛の糸が下がってきている中で、「本当に縁のある」糸を掴んでいくチャンスにも見えます。
根拠はないけれども、直感が選んだ、もしくは流れでそうなったのなら、ひとまずの展開としては正解でしょう。
頭で考えすぎずに、とりあえず進む、くらいの豪胆さでちょうどいいかもしれません。
人脈運はとても良く、たくさんの人に出会っていくタイミングです。しかし知り合う相手は玉石混交でもあるので、人を見る目を養いましょう。
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