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2月7日〜2月13日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、静かで、受動的な雰囲気でありつつ、たくましさも含んでいます。

植物の根は見えなくとも大地にしっかりと伸びていき、新芽が硬い表皮の内側で準備を始めている姿に似ています。

10天体が順行し物事がスムーズに進むタイミング。堅実さや手応えをそれぞれの星座が感じる週になりそうです。

7日の朝に牡羊座から牡牛座に月が移ります。今週、それ以降はどの天体も「火のエレメント」を通過しない星回りとなってきます。

今週から3月終わり頃までの空模様は、日々の月の運行を除いて、「火のエレメント」が不在であることが特徴となっています。

占星術の概念として、12の星座(サイン)には4つの「エレメント」というグループがあります。

「火のエレメント」(牡羊座・獅子座・射手座)は情熱や意欲、自立性、分離する力やアグレッシブさという動的な性質を持っています。

「地のエレメント」(牡牛座・乙女座・山羊座)は現実性や堅実性、地上の出来事のルールや常識を重んじる性質があるとされ、物事を整えたり管理する力となります。

「水のエレメント」(蟹座・蠍座・魚座)は感情や情動、共感性や情緒を持って他者と繋がっていこうとする性質。

「風(大気)のエレメント」(双子座・天秤座・水瓶座)は知性や論理、思考や言語によってコミュニケーションを図る性質。

「火のエレメント」の不在期間は、メラメラと燃えるような熱意に煽られるような能動性よりも、じっくりと静かで受動的で、着実なイメージです。

天体の運行におけるイベントは、それぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

水瓶座の星模様

スローテンポで踊る

太陽は水瓶座エリアを運行し、水瓶座的なテーマを世の中に浮上させていきます。

さらに、社会的な責任や誠意・真面目さを司り、水瓶座の守護星(支配星)でもある土星が水瓶座エリアを運行しています。

先週はその土星が太陽に重なり、プレッシャーを感じやすいタイミングでしたが、今週は太陽は土星から離脱し、重荷が少し軽くなります。

知性やコミュニケーションを司る水星は順行に戻り、運の強さを司る冥王星と重なっています。

水瓶座にとって、深層心理や目に見えないものを意味するハウスでのこの配置は、夢の中での啓示や、無意識の中での理解、直観の高まりをもたらしてくれそうです。

「根拠はなくとも、これからきっと良くなるのだ」とまず心の奥で決めてしまうことで、エネルギーの方向性を導き、迷いを少なくしていけるでしょう。念じた先に未来はできていくのです。

思い詰めることなく、リラックスを心がけましょう。

土星に加え天王星も水瓶座の守護星です。そのため、水瓶座は天王星や土星の影響を強く受けることがあります。

改革やひらめきを司る天王星は、地元や家庭など、自分の居場所や根づく環境を示すハウスにあり、変わっていくことを促しています。恐れずに流れにのるのが最善になりそうです。

成長や拡大を司る木星の影響で、不思議と金銭面はうまく回せそうなので、心配しすぎずに、堅実でいましょう。

アーティストのnina

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